LINE公式アカウントを運用していると、スマートフォンの機種変更や管理担当者の交代・追加といった場面で「引き継ぎ」が必要になることがあります。
本記事では、引き継ぎの手順・ログイン方法・注意点をまとめ、スムーズに運用を続けるためのポイントをLINEマーケティングツールを提供するクウゼンが解説します。
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🟢LINE公式アカウントの引き継ぎ方法は3種類
LINE公式アカウントの引き継ぎには、次の3つのケースがあります。
機種変更(端末の変更)
管理者を追加する場合
管理者権限の譲渡(管理者交代)
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
機種変更で引き継ぎたいとき
新しいスマートフォンに機種変更する際、特別な引き継ぎ操作は不要です。
基本的には以前と同じアカウントでログインし直すだけでLINE公式アカウントを引き継ぐことができます。友だちリストやトーク内容、設定情報などのデータもLINEのサーバー上に紐づいて保存されているため、適切にログインすれば特別な操作なしで自動的に引き継がれます。
ただし、個人のLINEアカウントからLINE公式アカウントへログインしている場合は、注意事項があります。
個人のLINEアカウントでログインしている場合の注意点
公式LINEアカウントを新端末へ移行する前に、まず個人のLINEアカウントの引き継ぎ操作を行ってください。つまり、メールアドレス・パスワードの設定やトーク履歴のバックアップ等の事前準備を旧端末で済ませ、新端末で個人LINEの引き継ぎを完了させます。
その後は通常通り、管理アプリでログインすれば公式アカウントにアクセスできます。
参照:機種変更した際にLINE公式アカウントは引き継がれますか? | JP Official Accountヘルプセンター
管理者の追加で引き継ぎたいとき
LINE公式アカウントでは、複数の管理者(運用メンバー)を追加することが可能です。
新たに共同管理者を追加したい場合は、公式アカウントWeb版の管理画面の「権限管理」機能から招待を行います。このとき、管理者の追加作業は既存の管理者権限を持つアカウントでのみ行えますので、権限が「運用担当者」のユーザーからの招待はできません。
手順は以下の通りです。
Web版のLINE Official Account Managerに、管理者権限を持つアカウントでログイン
管理画面で対象のアカウントを選択し、画面右上の「設定」メニューから「権限管理」を開き、「メンバーを追加」ボタンをクリック
新しく追加するユーザーの権限の種類として「管理者」を選択し、「URLを発行」ボタンをクリックします。これにより認証用の招待URLを生成する
発行された招待用URLを、管理者に追加したい相手に伝えてアクセスしてもらう
相手が招待URLにアクセスするとLINE Business IDでのログイン画面が表示されます。そこで追加するユーザー本人のアカウントでログインし、「承認」をクリックして招待を受ける
承認が完了すると、管理画面の「権限管理」リストに新メンバーの名前が表示され、その右側に「管理者」と表示され、追加作業は完了
※新しい管理者には管理者権限の機能全般(メッセージ配信設定や権限管理等)を利用させることができます。


参照:設定 | JP Official Accountヘルプセンター
管理者の変更で引き継ぎたいとき
LINE公式アカウントの管理者権限を変更したい場合の手順も、基本的には「新しい管理者の追加」と同じです。新たな管理者を追加登録した上で、自分(元の管理者)の権限を削除または降格させることで管理者の変更が可能です。
手順は以下の通りです。
Web版のLINE Official Account Managerに、管理者権限を持つアカウントでログイン
管理画面で対象のアカウントを選択し、画面右上の「設定」メニューから「権限管理」を開き、「メンバーを追加」ボタンをクリック
権限管理画面で自分のアカウントの権限を「運用担当者」に変更するか、必要であればメンバーリストから自分自身を削除

🟢引き継ぎ後のLINEアカウントへのログイン方法
公式アカウントを引き継いだ後や新しい端末で利用する際には、どの方法でログインするかを選ぶ必要があります。LINE公式アカウントのログインには大きく分けて2通りあり、①LINEビジネスIDを用いる方法と、②個人用のLINEアカウントを用いる方法があります。
以下でそれぞれのログイン方法を説明します。
LINE Business IDでのログイン方法
LINEビジネスIDとは、LINEが提供するビジネス向けサービス共通の認証ID/パスワードです。
メールアドレスを登録して作成したビジネスアカウントを持っている場合、公式アカウント管理画面へのログインはこのビジネスIDで行います。手順は次のとおりです。
ログイン画面での選択:「ビジネスアカウントでログイン」または「メールアドレスでログイン」というオプションを選択します。
メールアドレス・パスワードの入力: ビジネスIDに登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインを実行します。

※もしパスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面の「パスワードをリセット」から再設定が可能です
関連記事:LINEビジネスアカウントとは?作成方法や作成の注意点などを徹底解説!
個人LINEアカウントでのログイン方法
個人のLINEアカウントと連携して作成・管理している公式アカウント(旧LINE@から移行したケースなど)の場合はLINEアプリの本人認証を使ってログインします。
方法は下記の2通りあります。
メールアドレス・パスワードでログインする方法: ログイン画面で「LINEアカウントでログイン」を選択します。その後、個人LINEアカウントに登録しているメールアドレスとパスワードを入力してください。
LINEアプリ連携でログインする方法:スマートフォンの管理アプリの場合、ログイン画面で「LINEアプリでログイン」を選ぶと、既にその端末でログインしているLINEアプリの認証情報を使って自動ログインすることが可能です。

💡LINE公式アカウント引き継ぎに関するポイント
最後に、公式アカウントを引き継ぐ際に気をつけるべきポイントや知っておきたい事項を整理します。
引き継ぎでデータは消えない
基本的にLINE公式アカウントの友だち情報やトーク履歴、各種設定データが引き継ぎによって消失することはありません。前述の通り、公式アカウントのデータは端末ではなくLINEのサーバー上のアカウントに紐づいて保管されているためです。
チャットの履歴保存期間は1年
LINE公式アカウントでユーザーとやり取りしたチャット(トーク)履歴については、永久に全て残るわけではなくサーバー上に保存される期間に制限があります。
LINE公式の案内によると、各データの閲覧・引き継ぎ可能な保存期間は下記の通りです。
テキストメッセージやスタンプの履歴:過去1年間分まで
画像・動画ファイル:過去2週間分まで
その他のファイル(ドキュメント等):過去1週間分まで
このように一定期間を過ぎたチャット履歴はサーバー上から閲覧できなくなるため、長期にわたってトーク内容を保管したい場合は別途バックアップを取得しておくことをおすすめします。
参照:機種変更した際にLINE公式アカウントは引き継がれますか? | JP Official Accountヘルプセンター
個人LINEのデータが公式アカウントへ引き継がれることはない
個人のLINEアカウント上のデータ(友だちリストやトーク内容など)が、そのまま公式アカウントに移行・統合されることはありません。
個人用LINEアカウントとLINE公式アカウントは用途もデータ管理も完全に別物であり、現時点では個人アカウントを公式アカウントに変更・転換することはできない仕様となっています。
🟢よくある質問(FQA)
Q. 機種変更したら、LINE公式アカウントの友だちは消えますか?
A. 消えることはありません。LINE公式アカウントの友だち情報はサーバーに保存されているため、正しくログインすれば自動的に引き継がれます。
Q. LINE公式アカウントのトーク履歴はすべて残りますか?
A. 友だちとのトーク自体は消えませんが、管理画面で閲覧できる履歴には制限があります。
また、送受信したコンテンツには保存期間があります。
管理画面(LINE Official Account Manager/受信箱)で閲覧できる期間:過去14日分まで
サーバーで保存される期間
テキストメッセージ・スタンプ:最大1年間
画像・動画:2週間
その他のファイル(ドキュメント等):1週間
管理画面から遡れるのは14日間までですが、LINEのサーバー上では一定期間データが保持されています。
ただし、保存期間を過ぎるとサーバーからも消去されるため、長期的に履歴を残したい場合はバックアップを取得しておくのがおすすめです。
Q. 引き継ぎに失敗してログインできない場合は?
A. よくある原因は以下の通りです。
個人のLINEアカウントにメールアドレス・パスワードが未設定
LINE Business IDのパスワードを忘れている
▶️ 事前に登録内容を確認しておきましょう。パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードをリセット」から再設定可能です。
🔴引き継ぎでよくある失敗例と対処法
メールアドレス未登録のまま端末変更
→ 新端末でログインできなくなる原因になります。必ず旧端末でメールアドレスとパスワードを設定してから機種変更を行いましょう。LINE Business IDのパスワードを忘れる
→ ログイン画面から「パスワードをリセット」で再設定可能です。管理者を削除してから新しい管理者を追加しようとする
→ 先に新管理者を追加してから、旧管理者を削除または降格してください。順序を誤るとアカウント管理ができなくなるリスクがあります。
📚まとめ
以上、LINE公式アカウントの引き継ぎ方法とその後のログイン手順、注意点について解説しました。機種変更時でも管理者交代時でも、基本さえ押さえておけばスムーズに引き継ぎが可能です。大切なデータを失わず安全に運用を続けるためにも、事前の準備と正しい手順で対応しましょう。





