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LINE EC活用完全ガイド|連携方法・活用事例・成功のコツを徹底解説

LINEマーケティング

LINE EC活用完全ガイド|連携方法・活用事例・成功のコツを徹底解説

最終更新

2026-06-21

公開日

2025-03-21

クウゼン LINEマーケティング編集部

Y.Sukigara

LINE EC活用完全ガイド|連携方法・活用事例・成功のコツを徹底解説

LINE公式アカウントの標準機能だけでは限界を感じていませんか?

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目次

EC(D2C)市場の競争が激化する今、メールマガジンだけでは顧客との接点を維持することが難しくなっています。「開封率が下がった」「カゴ落ちが止まらない」「リピーターが増えない」。そんな悩みを抱えるEC事業者の間で、いま急速に広がっているのがLINEの活用です。

本記事では、EC事業者がLINEを導入すべき理由から、具体的な連携方法・活用施策・成功事例まで、実務に直結する情報を体系的に解説します。「これからLINEを始めたい」「もっと使いこなしたい」、どちらの方にも役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

🟢 ECサイトでLINEを活用すべき3つの理由

EC事業の成長には、いかに効率よく新規・既存顧客にアプローチするかが重要になっています。 そこで注目したいのがLINEです。この章では、EC事業者がLINEを活用すべき3つの理由を解説します。

幅広い顧客にリーチできる

LINEの国内月間アクティブユーザー数は1億人(2026年4月時点)。10代から50代のLINE利用率は90%を超えており、特定の年齢層に偏らず、幅広い潜在顧客へのリーチが可能です。

さらに、LINEは「日常的に開かれるアプリ」であるため、ユーザーが能動的にアクセスしなくても、通知として自然に目に触れます。この自然な接点こそが、ブランド認知と購買行動を結びつける大きな強みです。

年齢別LINE利用率 データ

        *データソース元:総務省情報通信政策研究所(令和6年6月)

高い開封率・クリック率

LINEで配信するメッセージは、メールマガジンと比較して開封率は約4倍、クリック率は約15倍に達することが分かっています。メールは迷惑フォルダに振り分けられたり、大量の受信メールに埋もれたりするリスクがありますが、LINEのメッセージはトーク画面に直接届くため開封を促せます。

メッセージの開封率データ

顧客対応を自動化・LTV向上が期待できる

LINE公式アカウントを活用することで、購入後のフォローアップや問い合わせ対応を24時間365日、自動で行うことができます。さらに、購入直後のサンクスメッセージ、使い方ガイドの配信、定期的なリピート促進などのマーケティング施策にも活用でき、LTV(顧客生涯価値)の向上に寄与します

                 画像引用元:LINEマーケティングキャンパス

🟢 LINEとECサイトの連携方法【3ステップ】

LINEをEC事業に活用するにあたって、「まず何から始めればいいか分からない」という声は少なくありません。ここでは、LINE公式アカウントの開設からECシステムとの本格連携まで3つのステップで解説します。

LINE公式アカウントを開設する

まずは土台となる「LINE公式アカウント」を開設します。LINEヤフー株式会社の公式サイトからオンラインで申請でき、最短即日での利用開始が可能です。基本的な設定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】LINE公式アカウントの作成方法を徹底解説【2026年最新版】

認証済みアカウントを申請する

アカウント開設後は「認証済みアカウント」への申請をおすすめします。認証を受けると、LINEアプリ内の検索対象になるほか、アカウント名の横に認証バッジが付与されます。申請手順の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

【関連記事】LINE公式アカウントの審査とは?認証済アカウントの申請手順・審査基準を徹底解説

LINEとECシステムを連携する

アカウントの準備が整ったら、ECサイトのデータベースとLINEを紐付けます。連携には大きく分けて2つの手法があり、自社の開発リソースや目的に応じて選択します。

  1. スクラッチ開発(自社開発)

    LINEが提供するMessaging APIを自社エンジニアが直接実装し、基幹システムやECカートと接続する方法です。自由度は非常に高いものの、開発コストと時間がかかります。

  2. LINE拡張ツールの活用

    パッケージ化された外部の連携ツールを活用する方法です。開発不要のため短期間で導入でき、カゴ落ち通知・セグメント配信・AIチャットボットといった主要な機能を月額費用で利用できます。

LINEとECシステムの連携に関するご不明点やご相談は、クウゼン(KUZEN)までお気軽にお問い合わせください。

🟢 LINE × EC活用の6つの具体的施策

LINEとECの連携が完了したら、次はどのような施策を打つかが重要です。ここでは、EC事業者が特に成果を出しやすい7つの施策を、実務での活用イメージとあわせて解説します。

購入・発送状況をリアルタイムで通知する

注文確認・発送通知・お届け予定日などの情報を、LINEのトーク画面に直接配信します。メールと異なり埋もれにくいため、顧客の「今どこにあるの?」という不安を即座に解消できます。

また、お届け日時の変更依頼もトーク画面から対応できるようにすることで、顧客の利便性が向上します。購入後まで丁寧なフォローアップは、リピート率向上と口コミ獲得にもつながります

なお、「LINE通知メッセージ」機能を活用すれば、まだ自社アカウントを友だち追加していないユーザーに対しても、注文確認や発送通知を届けることが可能です。

【関連記事】【2026年最新版】LINE通知メッセージの仕組み、メリット、導入方法を徹底解説

カゴ落ちユーザーへ自動でリマインドする

カートに商品を入れたまま離脱した、あるいは商品ページを閲覧しただけで購入しなかった検討中のユーザーに対して、自動でリマインドメッセージを配信します。

「まだカートに入っています」「気になる商品はこちら」といったメッセージを適切なタイミングで届けることで、検討中のユーザーの購買意欲を再点火できます。カゴ落ち対策は、CVRを改善できる施策のひとつです

新商品・キャンペーン情報を告知する

最新アイテムやセール情報を告知できます。LINE ID連携によって顧客の購買履歴・属性データとLINEアカウントを紐づけることで、一人ひとりの関心に合わせた「セグメント配信」が可能になります。必要な情報を必要な人にだけ届けることで、開封率・クリック率・購買率が大幅に向上します

診断コンテンツで商品をレコメンドする

アンケート形式の「診断コンテンツ」を通じて、ユーザーの悩みや好みをヒアリングし、最適な商品を提案します。「あなたに合うスキンケア診断」「体質チェックで選ぶサプリメント」など、ユーザーが楽しみながら参加できる設計が、エンゲージメントと購買意欲を同時に高めます。

一方的な商品訴求ではなく、「自分のために選んでもらえた」という納得感が、購入後の満足度やリピート率にも好影響を与えます

チャットボットで自動接客を実現させる

「サイズ感は?」「発送までどのくらいかかる?」といったよくある質問に、チャットボットが24時間365日自動で回答します。気軽に質問できるチャット形式は、ユーザーの購入前の不安をその場で解消できます。

対応が難しい複雑な問い合わせについては、有人対応へスムーズに切り替える設計にすることで、顧客満足度を損なわずに担当者の業務負荷を削減することができます

ポイントカードをLINE上で管理・活用する

現在の保有ポイント数や有効期限が近い特典を、トーク画面のリッチメニューに常時表示します。LINEを開くたびにポイント残高が目に入るため、ECサイトへの再訪動機を日常的に生み出します。ポイントの「見える化」は、顧客のロイヤリティ向上と継続利用促進に効果的です

🟢 EC事業者向けLINE公式アカウントの主要機能

施策の全体像を把握したところで、次はそれらを実現するLINE公式アカウントの機能を整理しておきましょう。ここでは、EC事業で特に活用頻度の高い8つの機能を解説します。

メッセージ配信

メッセージ配信は、LINE運用の基本となる機能であり、友だち全体、または絞り込んだユーザーに情報を一斉送信する機能です。商品の告知、セール情報、キャンペーンなど、あらゆる情報発信の起点となります。

リッチメッセージ

リッチメッセージは、画像全体にリンクを設定し、ワンタップで指定のリンクへ誘導できる機能です。テキストだけでは伝わりにくい商品の魅力や世界観を、直感的に伝えるのに最適です。

              画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス

【関連記事】LINEリッチメッセージとは?作成・配信方法、サイズや活用のメリットも紹介!

カードタイプメッセージ

複数の画像・情報をスワイプして見られるカード形式で、まとめて配信できる機能です。一度のメッセージで複数商品や複数キャンペーンを紹介したい場合に有効です。

              画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス

【関連記事】LINE公式アカウントのカードタイプメッセージの作り方・画像サイズ・料金を徹底解説!

セグメント配信

友だちの属性や行動データに基づいて、ターゲットを絞り込んでメッセージを配信できる機能です。全員への一斉配信と比較して、最小限の配信コストでメッセージの開封率やクリック率が大幅に向上します

LINE拡張ツールでできること セグメント配信

                        セグメント配信のイメージ図

セグメント配信の具体例

  1. 購入後のフォローアップ(再販促進)

    セグメント: 商品購入からの経過日数

    配信対象: 初回購入から30日が経過し、2回目の購入がない顧客

    配信内容: 「お使い心地はいかがですか?(消耗品の補充や関連商品の提案)」

  2. 休眠顧客の掘り起こし(離脱防止)

    セグメント: 最終購入日

    配信対象: 最終購入から90日(3ヶ月)以上経過している顧客

    配信内容「しばらくご利用のないお客様限定で、クーポンをご用意しました!」

  3. 特定カテゴリ興味層への新商品案内(クロスセル)

    セグメント: 購入商品のカテゴリ

    配信対象: 「メンズスキンケア」カテゴリの商品を購入したことがある顧客

    配信内容: 「【新発売】ご愛用中のシリーズから待望の美容液が登場!」

  4. ロイヤルカスタマーへの優待(ファン化)

    セグメント: 累計購入金額・購入回数

    配信対象: 年間累計購入金額が5万円以上、または購入回数5回以上の顧客

    配信内容: 「VIP会員様限定のシークレットセール会場をご案内します。」

【関連記事】LINE公式アカウント「セグメント配信」のやり方と活用方法|機能紹介から事例までわかりやすく紹介!  

ステップ配信 

ステップ配信は、友だち追加や商品購入といったユーザーの行動をトリガーに、あらかじめ設定したシナリオに沿ってメッセージを自動配信する機能です。

たとえば、初回購入後のシナリオとして「購入翌日にサンクスメッセージ」→「3日後に使い方ガイド」→「2週間後に関連商品の紹介」→「1ヶ月後にリピート促進クーポン」といった流れを自動化できます。顧客との長期的な関係構築とリピート購入の促進を実現します

                画像引用元:LINEマーケティングキャンパス

【関連記事】LINE公式アカウントのステップ配信とは?メリット・設定方法・事例

リッチメニュー 

LINEのトーク画面下部に固定で表示されるメニュー機能です。ECサイトの商品ページやカート、マイページなど、ユーザーが頻繁にアクセスするページへの導線を常に表示しておくことで、サイトへのアクセスをスムーズにし、購入機会を増やします

LINE公式アカウント リッチメニュー

               画像引用元:LINEヤフーマーケティングサービス

【関連記事】LINEリッチメニュー完全ガイド|作り方・活用事例・注意点まとめ

クーポン機能

LINE上でデジタルクーポンを発行・配布・管理する機能です。友だち追加時の初回割引クーポン、休眠顧客向けの限定クーポン、VIP顧客への優待クーポンなど、顧客のステータスに応じた使い分けが可能です。主に新規顧客の獲得や休眠顧客の再訪を促す動機づけとして活用できます

クーポン・ショップカード イメージ画像

              画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス

【関連記事】LINE公式アカウントのクーポン機能とは

自動応答メッセージ

自動応答メッセージは、特定のキーワードや営業時間外の問い合わせに対して自動で返信する機能です。「お問い合わせ先」「返品方法」などのよくある質問に自動で回答し、カスタマーサポートの工数を削減しながら、お客様は24時間365日問い合わせが可能になります。

                 画像引用元:LINEマーケティングキャンパス

【関連記事】LINE自動返信機能は2種類あり!作り方や活用例を専門家が徹底解説

📌 標準機能と拡張ツールの違いについて 上記8つの機能はすべてLINE公式アカウントの標準機能として無料で利用可能です。ただし、LINE ID連携・診断コンテンツ・高度なチャットボットなど、より精度の高い施策を実現するには機能上の制限があります。本格的なLINE運用を目指す場合は、LINE拡張ツールの活用をご検討ください。

LINE運用に関して質問がありましたら、クウゼン(KUZEN)にお気軽にご相談ください。

💡 LINE EC活用の成功事例2選

LINE×EC活用がどのような成果をもたらすのか、実際の事例を通じて確認しましょう。この章では、実際にLINE×ECを活用し、売上アップに成功した企業などの事例を紹介します。

株式会社ベルタ|LINE経由のアップセル2.5倍、LTVが300円/人に増加

女性のライフステージに寄り添う美容・食品ブランド「BELTA」を展開する株式会社ベルタ様は、以前からLINE公式アカウントを運用していましたが、従来のLINE拡張ツールでは配信に活用できるデータが購買情報に限られており、配信の細分化や詳細な分析に課題を感じていました。

そこでクウゼン(KUZEN)を導入。カートシステムに登録された「妊活中・妊娠中」などのお客様の状況や、「出産予定日」といった妊娠週数データをもとにメッセージ配信が可能になり、お客様に寄り添ったタイミングでレコメンドやフォローができるようになりました

これらの取り組みによって、導入からわずか半年で月間アップセル件数が2.5倍に増加。1人当たりのLTVも300円向上しました。現在では会員の6割以上がLINEのID連携済みであり、クウゼン(KUZEN)はLTV向上に欠かせないチャネルとなっています。

【詳細事例】アップセル2.5倍、1人当たりのLTVが300円増加。ベルタのCRM改革

株式会社サニーヘルス|チャットボット導入でユーザーの生の声を獲得

長野県に本社を構える健康食品メーカーのサニーヘルス株式会社様は、LPがなかなか読まれない・理解されないという課題を抱えていました。そのため、LINEを活用した1to1の顧客接点づくりが急務となっていました。

そこでクウゼン(KUZEN)導入。「いつまでに何キロ痩せたいか」といったユーザーの具体的な悩みに一問一答で回答するシナリオを設計し、これまで培ってきたダイエット指導のノウハウをチャットに落とし込みました

その結果、深夜2〜5時台のピーク時間帯でも24時間対応が可能となり、コンバージョンの後押しを実現。さらに、これまで収集が難しかった「購入を迷っている新規ユーザーのリアルな声」をリアルタイムで獲得できるようになり、シナリオの継続的な改善にも活かされています。

【詳細事例】Webで購入を考える女性のお客様に向けた、販売サポートツール 

📚まとめ

EC市場の競争が激化する中、LINEは集客・販促・顧客育成を一気通貫で支えるマーケティングインフラとして進化しています。まずは、LINE公式アカウントを開設し、友だち追加施策やクーポン配布など手軽に始められる施策からスタートしてみましょう。そして、拡張ツールの活用を検討することで、さらなる売上拡大と顧客満足度の向上が期待できます。

LINEマーケティングツールならクウゼン(KUZEN)

LINEマーケティングツールの提供・運用支援を行うクウゼン(KUZEN)は、LINEヤフー社認定パートナーであり、業界トップクラスの700社を超えるご支援実績があります。LINE認定資格保有のコンサルタントが多数在籍しており、お客様の業界やニーズに合わせて、LINE運用の戦略や運用をご提案しています。公式LINEに課題を感じている方や最新情報について話を聞いてみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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