- 🔴 LINE公式アカウントの「A/Bテスト機能」は提供終了
- 🟢 LINE公式アカウントにおける「A/Bテスト」とは?
- LINE公式アカウントで「A/Bテスト」を行うメリット
- 🟢 【最新】LINE公式アカウントでA/Bテストを行う方法
- LINE公式アカウント標準機能(絞り込み配信)を活用する
- LINE拡張ツール(LINEマーケティングツール)を活用する
- 🟢 LINE公式アカウントのA/Bテストで検証すべき5要素
- 吹き出しの順番
- プッシュ通知・トークリストの表示文
- リンクの見せ方(形式)
- 配信する曜日・時間帯
- 画像・クリエイティブの内容
- 🟢 よくある質問
- Q. LINE公式アカウントのA/Bテストは無料でできる?
- Q. 未認証アカウントでもA/Bテストの代替はできる?
- Q. A/Bテストはどのくらいの人数がいれば実施できる?
- 📚 まとめ|LINEのA/Bテストは代替手段で実現できる
「LINE公式アカウントでA/Bテストをしたいのに、管理画面のどこにもそれらしいボタンが見当たらない」——もしそう感じているなら、それは操作ミスではありません。実は、LINE公式アカウントの公式A/Bテスト機能は2025年3月5日をもって提供を終了しています。
本記事では、A/Bテストの基本的な考え方から、「今できる」正しい代替方法・具体的な手順、さらにA/Bテストで検証すべき要素まで、LINE公式アカウントの導入を検討している方・すでに運用している方のどちらにも役立つ内容を網羅的に解説します。
🔴 LINE公式アカウントの「A/Bテスト機能」は提供終了
LINE公式アカウントで提供されていた「A/Bテスト機能」は、2025年3月5日をもって提供を終了しました。そのため、現在は標準機能のみでA/Bテストを実施することができません。
LINE公式アカウント運用でA/Bテストを実施したい場合は、後述する代替方法を検討する必要があります。
🟢 LINE公式アカウントにおける「A/Bテスト」とは?
A/Bテストとは、コンテンツの異なる2パターン(またはそれ以上)を用意し、ユーザーをランダムに振り分けて配信することで、どちらがより高い成果を出すかを比較・検証するマーケティング手法です。

(A/Bテストイメージ図)
ポイントは、テストする条件(配信タイミングや対象ユーザーの属性など)を揃えたうえで、変更したい要素(テキスト・画像・訴求内容など)だけを変えて比較することです。
LINE公式アカウントでは、配信メッセージの文面や画像、リッチメッセージの訴求内容、リッチメニューのボタン構成など、友だちの目に触れる要素すべてがテスト対象になります。
LINE公式アカウントで「A/Bテスト」を行うメリット
LINE公式アカウントでA/Bテストを行うメリットは、「実際のユーザー反応」というデータに基づいて配信内容を最適化できる点です。具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。
開封率・クリック率・CVRなど、成果に直結する指標を根拠に改善できる
大きなリニューアルや追加投資をせずに、既存の配信を少しずつ改善できる
仮説検証を積み重ねることによって、チーム内にノウハウが蓄積されていく
LINE公式アカウントは高い開封率を誇るものの、プランごとの限られた配信通数の中でいかに反応率を高めるかが運用の成果を左右します。A/Bテストはその改善サイクルを支える手法といえます。
🟢 【最新】LINE公式アカウントでA/Bテストを行う方法
A/Bテスト機能は終了しましたが、同等の検証を行う方法がなくなったわけではありません。現在は大きく分けて2つのアプローチがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
標準機能(絞り込み配信)を活用する方法
LINE拡張ツールを使う方法
LINE公式アカウント標準機能(絞り込み配信)を活用する
現在、LINEヤフー社が案内している代替方法は、「絞り込み配信」機能を活用する方法です。絞り込み配信とは、ユーザーの属性や行動履歴に基づいて配信対象をセグメント化する機能を指します。
具体的には、配信先を「絞り込み」に設定して比較したいテストパターンAを一部のユーザーへ配信し、その後、その配信対象者を除外した上で、もう一方のパターンBを別のユーザーへ配信する手順となります。
具体的な設定手順は以下の通りです。
手順1:バリエーションAのメッセージを一部のユーザーへ配信する
配信先を「絞り込み」に設定し、テストしたい1つ目のメッセージ(パターンA)を一部のユーザーへ配信します。※注意: 配信対象が50人以上になるよう設定してください。
手順2:バリエーションBのメッセージを別のユーザーへ配信する
1の配信完了後、配信先を「絞り込み」>「過去の配信」と進み、1で配信したメッセージの配信対象者を除外設定します。その上で、比較したい2つ目のメッセージ(パターンB)を配信します。
※注意: 「過去の配信」の除外設定は、認証済アカウント・プレミアムアカウントのみ利用可能です。
手順3:(パターンC以降も比較する場合)同様の手順を繰り返す
3つ以上のバリエーションをテストしたい場合は、ステップ2と同様に「これまでに配信したメッセージの対象者」をすべて除外設定にしてメッセージ(パターンC)を配信します。
手順4:最も反応が良かったメッセージを残りのユーザーへ配信する
配信結果(開封率・クリック率など)を比較し、最も効果が高かった「勝ちパターン」を決定します。最後に、まだ届いていない残りのユーザー全員へそのメッセージを配信します。
LINE拡張ツール(LINEマーケティングツール)を活用する
もう一つの解決策が、LINE公式アカウントと連携する「LINE拡張ツール」の活用です。代表的なツールとして、クウゼン(KUZEN)、L Message、Mico Engage AI、Linyなどが挙げられます。
これらのツールは、より細かなユーザー条件によるセグメント作成・配信、効果検証に向けた詳細なデータの追跡・分析機能を備えており、高度で柔軟なA/Bテストを実施できる点が大きな特徴です。
またLINE拡張ツールによっては、配信のA/Bテストだけでなく、LINEに誘導するための離脱ポップアップバナーや、リッチメニューのA/Bテストが可能なものもあります。
ツールごとに実施可能なA/Bテスト、サポート体制などが異なるため、自社の運用規模や社内リソースに合わせて比較・検討するとよいでしょう。

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🟢 LINE公式アカウントのA/Bテストで検証すべき5要素
「A/Bテストをやってみよう」と思っても、何を変えて比較すればよいのか迷う方は多いはずです。ここでは、LINE公式アカウントの配信において特に検証効果が高い5つの要素を紹介します。
吹き出しの順番
LINE公式アカウントでは、1回の配信で最大3つまで吹き出しを送信できます。吹き出しの配置によってユーザーの第一印象や反応率は大きく変わるため、同じコンテンツ構成であっても並び順を変えて比較し、最も成果が出る組み合わせを検証しましょう。

プッシュ通知・トークリストの表示文
スマホのプッシュ通知やトークリストに表示される一文は、開封率を左右する重要な要素です。末尾の吹き出しがリッチメッセージやカードタイプメッセージの場合は「タイトル」欄の文言が、テキストメッセージの場合は「本文の冒頭」が表示されます。訴求テーマや切り口を変えた短くインパクトのある言葉をテストし、開封率の変化を検証しましょう。
リンクの見せ方(形式)
Webサイトへの誘導リンクは、設定方法によってユーザーの見え方が大きく変わります。同じ遷移先でも、どの形式がクリックされやすいかはアカウントやターゲットによって異なるため、比較する価値がある要素です。

配信する曜日・時間帯
同じ内容のメッセージでも、配信する曜日や時間帯によって開封率・クリック率は変動します。平日と休日、朝・昼・夜など、ターゲットの生活導線を踏まえて配信タイミングを変えて比較することで、最も反応の良いタイミングを見極めることができます。

画像・クリエイティブの内容
リッチメッセージやリッチビデオメッセージに使う画像・動画のデザインも重要な検証対象です。訴求内容が一目でわかるテキスト入りの画像と、ビジュアル重視のシンプルな画像を比較するなど、クリエイティブの方向性による反応の違いを確認しましょう。

🟢 よくある質問
ここまで解説してきた内容について、読者から特に質問が多いと想定される3点をQ&A形式でまとめました。
Q. LINE公式アカウントのA/Bテストは無料でできる?
A. 絞り込み配信自体はLINE公式アカウントの標準機能なので、追加費用なしで利用できます。より高度な自動化や分析を求める場合は、KUZENなどの拡張ツール(有料)の利用も選択肢になります。
Q. 未認証アカウントでもA/Bテストの代替はできる?
A. 絞り込み配信そのものは未認証アカウントでも利用できますが、比較の2パターン目以降を配信する際に必要な「過去の配信」の除外設定は、認証済アカウント・プレミアムアカウントに限られています。そのため未認証アカウントの場合、厳密なA/Bテストを再現するのは難しいです。
Q. A/Bテストはどのくらいの人数がいれば実施できる?
A. 属性による絞り込み配信を行う場合、選択後の推計対象ユーザーが50人以上であることが条件です。友だち数が少ないアカウントで行う際は、この人数条件を満たせるよう配信対象の設定に注意しましょう。
📚 まとめ|LINEのA/Bテストは代替手段で実現できる
LINE公式アカウントのA/Bテスト機能は2025年3月に提供を終了しましたが、絞り込み配信を活用すれば、同等の検証を無料で行うことができます。ただし人数条件や手動設定などの制約もあるため、継続的に検証を行いたい場合は拡張ツールの活用も選択肢の一つです。今回紹介した検証要素と成功ポイントを押さえ、データに基づいた配信改善を続けていきましょう。





