- 🟢LINE公式アカウントのグループ機能とは?
- グループ機能
- 🟢グループ機能でできること
- 複数のLINE公式アカウントでの一括配信・投稿
- 複数のLINE公式アカウントへ一括で設定・コンツの変更
- グループ全体でのデータ活用
- 柔軟な権限管理や共同運用
- 🟢グループ機能のはじめ方
- ステップ1:「グループ」作成画面を開く
- ステップ2:グループの作成
- ステップ3:グループ名とアカウントの追加
- ステップ4:グループの本作成
- 🔴グループ機能の活用で知っておきたい注意点
- 端末と権限に制限がある
- 一括で設定できない機能がある
- アカウント毎での設定・操作が「上書き」されるリスクがある
- データ分析・活用での制限
- 運用体制上のリスク
- 💡グループ機能に関するよくある質問(FAQ)
- Q1. スマートフォンアプリ版の管理画面(iOS/Android)から操作できますか?
- Q2. Excelで一括設定をする際、変更しない項目は「空欄」でいいですか?
- Q3. グループ一括メッセージで「オーディエンス」が使えないのはなぜですか?
- Q4. 日本の店舗と海外の店舗を、一つのグループでまとめて管理できますか?
- Q5. グループ管理権限を持つ人が退職などで不在になったらどうなりますか?
- 🟢LINE公式アカウントのグループトークへの参加機能とは
- グループトークへの参加方法
- 📚まとめ|LINE公式アカウントのグループ機能を活用しよう
LINE公式アカウントを運用する中で、以下のような悩みを抱えられていませんか?
「複数のLINE公式アカウントをまとめて運用したい」
「ユーザーが参加しているグループチャットに公式アカウントを追加したい」
LINE公式アカウントの「グループ機能」は、これらのニーズを満たす機能となっており、より効率的なアカウント運用や顧客へのダイレクトなサポートを可能にします。
本記事では、この「グループ機能」の特徴や使い方、グループの作成方法、注意点について詳細をわかりやすく解説いたします。

🟢LINE公式アカウントのグループ機能とは?
LINE公式アカウントに「グループ機能」という機能があるのをご存じでしょうか。
ここでは、この「グループ機能」について解説いたします。
グループ機能
「グループ機能」とは、複数のLINE公式アカウントを1つのグループとしてまとめ、設定や運用を一括管理できる機能です。
最大5,000アカウントを1つのグループに追加でき、メッセージ配信や共通クーポンの管理、アカウント設定の変更をまとめて行えるため、複数店舗やブランド別で個別のLINE公式アカウントを作成している場合に特に有用な機能となっています。
ただし、グループ作成には以下の制限があります。
・1つの公式アカウントが参加できるグループ数は「最大10グループ」まで
・1人のユーザーが作成・管理できるグループ数は「最大100グループ」まで
この制限を意識して、アカウントの作成・管理の権限分けをしましょう。
🟢グループ機能でできること
LINE公式アカウントのグループ機能を活用することで、バラバラだった運用をひとつにまとめ、戦略的なマーケティングが可能になります。具体的に何ができるのか見ていきましょう。
複数のLINE公式アカウントでの一括配信・投稿
キャンペーンのお知らせや全店共通のニュースなど、全アカウントに同じ内容を送りたい場合、 グループ機能を使えば、ワンクリックで一括配信が可能です。
複数のLINE公式アカウントへ一括で設定・コンツの変更
グループ機能では、プロフィール情報やリッチメニュー、自動応答メッセージなどの設定も一括で変更・反映できます。そのため、ブランドイメージの統一や「全店舗でリッチメニューを春仕様に変更したい」といった場合に非常に有用です。
グループ全体でのデータ活用
各アカウントの友だち推移やメッセージの反応などの統計データをダッシュボードで一括管理できます。個別アカウントごとにデータを取得してExcelで合算する手間がなくなり、グループ全体の動向を即座に把握可能です。また、グループ単位の統計情報はCSV形式で一括ダウンロード・書き出しができます。これらのデータを横断的に分析・活用することで、より精度の高いターゲティングやパーソナライズされたメッセージ配信をグループ全体で実現できます。
柔軟な権限管理や共同運用
「この店舗はグループ全体を管理」「この人はA店舗のみ」といったように、役割に応じた詳細な権限設定が可能です。
以下は、権限の利用できる機能の対応表です

本社スタッフと各現場のスタッフが連携して運用する際も、セキュリティを保ちつつスムーズな共同運用ができるようになり、より強固な運用体制に繋がります。
LINE公式アカウントのグループ機能は、単に工数削減や効率化を推進するだけでなく、浮いた時間でより充実したマーケティング活動が可能になる戦略的なツールです。
複数のアカウントを運用しており、より自社のマーケティング活動に力を入れたい方は、ぜひこの機会にグループ機能の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

🟢グループ機能のはじめ方
ここでは、LINE公式アカウントのグループ機能の設定手順についてステップごとにわかりやすく解説いたします。
ステップ1:「グループ」作成画面を開く
LINE公式アカウントの管理画面上で、左上の「LINE Official Account Maneger」という表示をクリックし、遷移先の画面で「グループ」を選択してグループ作成画面を開きましょう。

ステップ2:グループの作成
グループ作成画面を開いたら画面右の「作成」ボタンを押します。

ステップ3:グループ名とアカウントの追加
作成ボタンを押し以下の画面を開いたら、まずはグループ名の設定をし、次にグループに含めるアカウントの追加をします。

上の画像の赤枠「追加」を押し、以下の画面が表示されたら、追加したいアカウントを検索・選択して右側のリストに追加しましょう。

ステップ4:グループの本作成
アカウントの追加が完了したら、画面下の「作成」を押し、実際にグループを作成しましょう。

これで、LINE公式アカウントのグループ作成は完了です。

🔴グループ機能の活用で知っておきたい注意点
これまでご紹介した通り、非常に便利で有用なグループ機能には、注意点もあります。
中でも以下の4つに注意が必要です。
端末と権限に制限がある
グループ機能を利用する場合、ログインする端末や付与される権限に制限がかかる場合があります。 特に「個人アカウントでのログイン」と「ビジネスアカウントでのログイン」では見え方や操作範囲が異なるため、誰がどの端末から、どこまでの操作を行えるのかを事前に整理しておく必要があります。
一括で設定できない機能がある
グループ機能では、以下の機能は一括で設定することができません。
・メッセージ配信
LINE VOOMへの同時投稿、テスト配信が利用できません。
・LINE VOOM
グループ機能を利用したLINE VOOMでの一括投稿はできません。
・自動応答メッセージ
既に作成済みの自動応答用メッセージのステータス変更(有効 / 無効)*や、登録済みのキーワードの設定はできません。
*現在のステータスが表示されます。
・クーポン
抽選の設定や、シェア機能の選択、ステータスが「有効」となっているクーポンの削除はできません。
・リッチメニュー
リストのアクティブ表示*や、表示期間が重複かつ表示設定がオンのリッチメニューの登録、ステータスが「有効」となっているクーポンリッチメニュー上での削除はできません。
*開始日の降順で表示されます。
アカウント毎での設定・操作が「上書き」されるリスクがある
一括設定は非常に便利ですが、最も注意が必要なのが、アカウント毎での設定・操作の「上書き」です。
例えば、特定のアカウントで個別に設定していたリッチメニューや応答メッセージがある場合、グループ機能で一括操作を行うと、個別設定が消えてグループの設定に書き換えられてしまうことがあります。「せっかく店舗ごとに工夫していた設定が消えてしまった」という事態を防ぐため、一括反映の前には対象アカウントの設定状況を確認するようにしましょう。
データ分析・活用での制限
グループ全体での統計データの確認は可能ですが、 標準機能ではAPI連携の有無やプランの違いによって「取得できるデータの粒度」や「活用できる範囲」に制限がかかる場合があります。
グループ全体でデータを共有できても、APIの有無やプランにより情報の細かさや活用範囲に制限があります。また、少人数リストへの配信制限といった制約もあり、全てのデータを無制限に活用できるわけではありません。
運用体制上のリスク
グループ機能は、一つのミスがグループ内の全アカウントに波及するリスクを孕んでいます。
誤った内容を「一括配信」してしまった場合、その影響範囲はすべてのアカウントに及びます。一箇所での操作ミスがブランド全体の信頼を揺るがす自体になり得るため、操作権限を持つスタッフへの引き継ぎや、ダブルチェックの体制構築が、個別運用以上に重要となります。
💡グループ機能に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、LINE公式アカウントのグループ機能に関するよくある質問について、FAQ形式で回答いたします。
Q1. スマートフォンアプリ版の管理画面(iOS/Android)から操作できますか?
A. アプリ版では操作できません。
グループ機能(一括メッセージ配信やアカウント追加など)は、Web版(PC)のLINE公式アカウント管理画面のみで利用可能です。
Q2. Excelで一括設定をする際、変更しない項目は「空欄」でいいですか?
A. 原則として、空欄は推奨されません。
一括アップロード用のExcel(CSV)ファイルで既存の情報を更新する場合、空欄にしてアップロードすると「情報の消去」と判断される項目や、バリデーションエラー(必須入力項目エラー)になる項目があります。変更しない項目も、エクスポートした既存のデータを保持したままアップロードしてください。
Q3. グループ一括メッセージで「オーディエンス」が使えないのはなぜですか?
A. オーディエンスデータは「各アカウント単位」で蓄積・管理されるものだからです。
グループ一括メッセージは、複数のアカウントに対して「共通のメッセージ」を同時に送る機能です。一方で「オーディエンス(クリックリターゲティング等)」は、特定のアカウントに登録されているユーザーの行動データに基づきます。アカウントを横断してユーザーIDを統合管理しているわけではないため、グループ全体でのオーディエンス指定は現在の仕様上できません。
Q4. 日本の店舗と海外の店舗を、一つのグループでまとめて管理できますか?
A. いいえ、できません。
グループに登録できるアカウントは、「認証済アカウント」または「未認証アカウント」であり、かつ「同じ国・地域」*で契約されているアカウントに限られます。日本国内で開設したアカウントのグループに、海外(タイや台湾など)で開設したアカウントを混在させることはできません。
*ここでの「地域」は、「関西」「関東」といった区分ではなく、国家・経済圏レベル(日本、台湾、タイなど)を指します。日本国内のアカウントであれば、所在地の地方に関わらず一つのグループでまとめて管理可能です。
Q5. グループ管理権限を持つ人が退職などで不在になったらどうなりますか?
A. 他に管理権限を持つ人(アカウント)がいない場合、そのグループの操作ができなくなります。
LINE公式アカウントのグループには、「グループ管理者」という権限があります。もし、「グループ管理者」の権限を持つ人(アカウント)がグループ内に一人(1アカウント)しかおらず、その管理者が退職などで不在となって管理権限を持つアカウントのビジネスID(LINEアカウント)が削除されると、残されたメンバーではグループの設定変更や一括配信ができなくなります。
🟢LINE公式アカウントのグループトークへの参加機能とは
LINE公式アカウントには、「グループ」という機能がもう1つあります。
それは、「グループトークへの参加機能」です。
この「グループトークへの参加機能」とは、1つのLINE公式アカウントが、複数のユーザーがいるグループトークの中に1メンバーとして参加できる機能です。
不動産・リノベーションの担当者とお客様との打ち合わせや、結婚式場・旅行会社のプランナーとお客様とのご相談などの形で活用することができます。1対1ではなく複数人で情報を共有できたり、お客様へより密なサポートができる点が魅力です。

*グループトークのイメージ画像
グループトークへの参加方法
LINE公式アカウントがユーザーとのグループトークへ参加する方法は非常に簡単です。
以下の手順に沿って設定することでグループへの参加が可能になります。
① LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Accout Manager)にログイン
② 管理画面右上の「設定」を押し、「アカウント設定」に移る
③「トークへの参加」の「グループ・複数人トークへの参加を許可する」を選択

LINE公式アカウント側の設定はこれだけです。
この設定が完了したのち、ユーザーからグループトークへの招待を受けることで、グループトークへの参加ができます。
ただし、1つのグループトークに参加できるLINE公式アカウントの数は「1つ」までである点には注意が必要です。
例えば、参加したいグループトークに、既に他のLINE公式アカウントが参加している場合は、グループトーク内からの招待を受けたとしても参加はできません。

📚まとめ|LINE公式アカウントのグループ機能を活用しよう
店舗やブランド毎にLINE公式アカウントを作成していたり、より効率的に2つ以上のLINE公式アカウントを運用したい場合、複数のLINE公式アカウントを一括管理できる「グループ機能」が非常におすすめです。
今回解説した活用方法や運用のはじめ方を踏まえ、複数のLINE公式アカウントをお持ちの方は、ぜひ「グループ機能」を活用してみてください。





