- 🟢チャットタグとは?
- 🟢チャットタグでできること
- チャットタグとチャットタグオーディエンスの違い
- 🟢オーディエンスリストについて
- 「タグ」「ノート」機能との関係
- 💡2026年最新仕様
- 作成上限・付与上限の早見表
- 仕様変更で気をつけたい3つのこと
- 🟢チャットタグのメリット
- 反応率アップ ── セグメント配信で届けたい人だけに届く
- 顧客管理(CRM)として活用する
- 配信コストを最適化する
- 🟢チャットタグの設定方法
- PC管理画面での設定方法
- スマホアプリでの設定手順
- タグ設計・命名ルールのコツ
- 🔴チャットタグが使えない・反映されない原因と対処法
- ①タグの上限に達している
- ②オーディエンスが未作成
- ③オーディエンスが「準備中」のまま
- ④対象ユーザーが少なすぎる
- 🟢タグの付与・編集ワークフロー
- 手動付与の基本操作
- 付与できない/編集できない場合の対処法
- 🟢チャットタグオーディエンスの作り方
- そもそもオーディエンスとは?
- 作成手順(PC 管理画面)
- 成功のコツ
- オーディエンス作成が「準備中」で止まる原因
- 小規模アカウントでリーチ数を満たす方法
- 📚まとめ|チャットタグで“反応率×コスト”を最適化しよう
この記事では、2025年3月の大型アップデートを踏まえ、タグの基礎から最新仕様、実践的な活用法までを網羅的に解説します。
LINE公式アカウントのチャットタグとは何か、使い方や設定方法、オーディエンスとの違いを、2026年最新仕様に基づいて初心者にもわかりやすくまとめています。
「チャットタグが使えない」「オーディエンス配信できない」といったよくあるトラブルの原因と対処法も紹介しています。
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🟢チャットタグとは?
LINE公式アカウントの 「チャットタグ」は、各チャット(1 対 1 チャットまたはグループチャット)にラベルを付けてユーザーの特徴を分類できる CRM 機能 です。
これにより、友だちやグループの属性・購入ステータスを一目で把握し、最適なコミュニケーション施策に活かせます。
例えば「VIP顧客」「カート離脱」「興味_スニーカー」などのタグを付けておけば、再入荷通知やクーポン配信を的確に届けられ、既読率や購入率を大きく伸ばせます。

具体的には以下のような用途で活用されます。
・ECサイト:購入履歴に応じて「初回購入」「リピーター」などを管理
・美容サロン:来店回数や施術内容ごとにタグ付け
・不動産:内見済み/検討中/契約済みなどのステータス管理
このように業種を問わず、顧客管理(CRM)ツールとして活用できます。
🟢チャットタグでできること
チャットタグは、マーケティングオートメーションの「顧客属性セグメント」に相当します。LINE上で次のような使い方が可能です。
できること
多軸で分類:「新規」「リピーター」「VIP」など複数タグを組み合わせて柔軟にセグメント化
優先度を可視化:タグでチャット一覧を絞り込み、対応すべきユーザーを即判別 ⇒ CS 工数を最小化
配信コストを削減:不要な一斉配信をカットし、従量課金通数を抑制
⭐️POINT
タグだけでは配信できません。タグ条件で自動生成される オーディエンス を使うことで、メールや MA と同じ “セグメント配信” が可能になり、開封率や CVR が 1.5~2 倍に伸びた事例もあります。
チャットタグとチャットタグオーディエンスの違い
チャットタグ
友だち(=チャットルーム)に貼り付ける “属性ラベル”。これ自体では配信ターゲットになりません。チャットタグオーディエンス
指定したタグ条件をもとに 自動で作られ、自動で更新される配信リスト。タグを付けたあと、必ずオーディエンスを作成してからセグメント配信に使います。(作成手順は後述)
🟢オーディエンスリストについて
指標 | 内容 |
|---|---|
1. 作成上限 | 1アカウントあたり 最大1,000リスト(無料/有料プラン共通) |
2. 自動更新のタイミング | 条件に合う友だちが増えると自動反映。ただし「準備中 → 有効」へ反映されるまで 最長で数時間 かかることがある(急ぎ配信は要注意) |
3. 配信時の指定数 | 1回の一斉配信で選べるオーディエンスは 最大10件 |
⭐️POINT
タグを付けただけでは届かない──必ずオーディエンスに変換してから配信する、という流れを覚えておきましょう。
「タグ」「ノート」機能との関係
「ノート」はチャットルーム単位のメモ欄 で、購入履歴や過去の問い合わせ内容を時系列に残せます。
2025 年 3 月の改定で無料プランは 各ルーム 1 件 に制限されたため、「顧客メモ+複数タグ」を本格運用するなら Pro(1,000 件まで) または Google スプレッドシート/外部 CRM 連携が前提になります。

💡2026年最新仕様
機能 | 無料プラン | チャットProオプション(月額3,000円・税別) |
|---|---|---|
チャットタグ作成上限 | 5個 | 300個 |
チャットタグ付与上限 | 各チャットルーム1個 | 各チャットルーム30個 |
チャット履歴保存 | 6ヵ月 | 5年間+ダウンロード可 |
ノート作成 | 各ルーム1件 | 各ルーム1,000件 |
追加機能 | なし | カスタムフィルター |
作成上限・付与上限の早見表
プラン | アップデート前 | 2026年時点 |
|---|---|---|
無料プラン | タグ作成 200個1ユーザー 10個 付与 | タグ作成 5個1ユーザー 1個 付与 |
Pro オプション | ー | タグ作成 300個1ユーザー 30個 付与 |
⭐️POINT
無料プランの上限が 200 → 5 に激減したため、本格運用なら Pro オプションは事実上の必須コース になります。
仕様変更で気をつけたい3つのこと
タグ不足で施策が止まる
無料プランのタグ 5 個では、
「属性 × 行動 × 購入履歴」のような多軸セグメントが組めず、配信施策が大きく制限されます。タグ設計の再構築が必要
旧仕様で 200 個あったタグを 5 個に絞る場合、
重複を統合しつつ 優先度の高い軸だけを残す 取捨選択が欠かせません。外部ツール導入も視野に
タグ上限を根本的に解消したい場合は、LINE拡張ツールや外部CRM連携サービスの活用が有効です。KUZENなど一部の外部ツールは、従来どおりタグ無制限。 無料プランを維持しながら高度な配信を続けたい場合は、導入コストと期待効果を比較して検討しましょう。

🟢チャットタグのメリット
反応率アップ ── セグメント配信で届けたい人だけに届く
興味・ニーズが近い友だちだけを抽出して送信すると、既読率やクリック率(CTR)が 平均で 1.5~2 倍 に伸びたという事例があります。とくに効果が大きいのが 「商品カテゴリ別タグ × 再入荷通知」 の組み合わせ。こうして反応率が上がれば、無駄な配信を削減できるため コスト圧縮 にもつながります。
顧客管理(CRM)として活用する
チャットタグは CRM でいう「フィールド」にあたり、リード → 商談 → 成約 など顧客ステージを LINE 上で一目管理できます。タグ情報を共有することで、スタッフ全員が最新状況を把握でき、対応漏れや重複対応も防げます。
配信コストを最適化する
LINEの料金は「送ったメッセージ通数」に比例します。
タグで配信対象を絞り込むだけで 月間通数を約20%削減 した企業もあるほど。まずは、削減できる配信料と Pro オプション(月額)の費用を試算し、どのプランが最もコスパが高いか判断しましょう。
🟢チャットタグの設定方法
PC管理画面での設定方法
1. LINE公式アカウントの管理画面の上部にある「チャット」をクリック

2. チャットが開くので、左の「タグ」をクリックし、右下の「作成」からタグを追加していきます。

3. 20字以内でタグ名を入力し、保存をクリック。これでタグの作成は完了です。

4. チャットタグを設定したら次に、左の「連絡先」からユーザーにタグを付けます。
追加したタグは、タグ名の横にある×マークをクリックすると外せます。以上でタグの作成と付与は完了です。

スマホアプリでの設定手順
1. 画面中央下の「チャット」マーク→ 設定 → タグの順に進みます

2. +ボタンをタップすると、タグの作成画面になるので20文字以内で入力し、保存します。

3. 作成したタグをユーザーに追加するには、「チャット」→「連絡先」と進み、タグを付けたいアカウントを選択します。
「タグ」を選ぶとタグの編集画面に進み、作成したタグが選べるようになっているので、追加したいタグを選び、保存をタップすれば完了です。

タグ設計・命名ルールのコツ
3 軸で設計する
「 属性 」×「 行動 」×「 購入フェーズ 」の3層に分けると、あとで組み合わせやすい。名前は “大分類_小分類” で統一
例)購買_リピーター/興味_セールのように、先頭でタグの役割がわかる形にする。並び順は数字で固定
表示順が変わらないよう、01_新規→02_見込み→03_成約と 2 ケタ番号を付けておくと管理がラク。半角英数字を使う
CSV へエクスポートしても文字化けしにくく、他システムとの連携もスムーズ。
🔴チャットタグが使えない・反映されない原因と対処法
チャットタグを設定したのに「使えない」「反映されない」と感じるケースは少なくありません。主な原因と対処法は以下の通りです。
①タグの上限に達している
無料プランでは「作成5個・付与1個」までの制限があります。上限を超えると新規タグの作成や付与ができません。
→不要なタグを削除するか、Proオプションの利用を検討しましょう。
②オーディエンスが未作成
タグを付けただけでは配信できません。必ず「チャットタグオーディエンス」を作成する必要があります。
③オーディエンスが「準備中」のまま
作成直後は反映まで数時間かかることがあります。
→時間をおいて再確認しましょう。
④対象ユーザーが少なすぎる
オーディエンスが100人未満だと配信できない場合があります。
→タグを統合するなどして対象数を増やすのが有効です。

🟢タグの付与・編集ワークフロー
手動付与の基本操作
運用開始直後は手動で確実に付与フローを回し、タグ運用ルールを浸透させましょう。担当者ごとに「今日追加したタグ」をSlackに自動通知させると抜け漏れ対策になります。
付与できない/編集できない場合の対処法
上限超え:Proオプションor外部ツールへ移行
編集ボタンがグレーアウト:複数選択時は編集不可のため、1件ずつ対応
スマホアプリのキャッシュ:再起動で解決するケース多数
🟢チャットタグオーディエンスの作り方
そもそもオーディエンスとは?
タグ条件で自動生成・自動更新される “動的リスト”
タグを付けただけでは配信できないため、配信前に必ずオーディエンスを作成します。
作成手順(PC 管理画面)
1. 左メニューの「オーディエンス」→「作成」をクリックします。

2. オーディエンスタイプの「選択」をクリックし、「チャットタグオーディエンス」を選択します。

3. 「オーディエンス名」と、該当の「タグ」を選択して作成します。これで、オーディエンスの作成は完了です。

成功のコツ
コツ | なぜ大事? |
|---|---|
ネーミングは “YYYYMMDD_目的_タグ名” 例: | 配信履歴を検索しやすい |
数が多いときはサブ条件で分割 | 1 配信あたり選べるオーディエンスは 10 件まで |
保存後すぐに配信しない場合は “下書き” | キャンペーン前にリストだけ準備できる |
定期メンテナンス(月イチ推奨) | タグの増減でリストが肥大化するのを防ぐ |
オーディエンス作成が「準備中」で止まる原因
該当ユーザーが 0 人
指定したタグ条件に一致する友だちがいないと、オーディエンスは確定しません。
→ 条件を緩めるか、タグの付け漏れがないか確認しましょう。配信停止タグを含めている
「配信停止」「退会」など除外タグが条件に混在すると、対象が自動的に 0 人判定になります。
→ 除外タグを条件から外して再作成。システム混雑による遅延
夜間や大型キャンペーンの直後はサーバーが混み合い、リスト確定まで数時間かかることがあります。
→ 少し待ってからリロードするか、翌朝に再試行すると解消するケースがほとんどです。
小規模アカウントでリーチ数を満たす方法
オーディエンスは 100 ユーザー未満だと配信ボタンが押せない 場合があります。
細かく分け過ぎたタグをいったん統合し、最低でも数百~1,000 人単位 でセグメントを組むのが安全策です。
似た属性タグをまとめる
例)興味_猫/興味_犬/興味_小動物→興味_ペット全般期間を広げてデータを増やす
直近30日の購買タグだけで届かなければ、60日・90日に延長配信目的を優先順位で整理
「反応率を最大化したい」→細分化タグ
「最低リーチ数を確保したい」→統合タグ
こうしてセグメントを再設計すれば、小規模リストでも“配信可能数”をクリアしつつターゲティング精度を保てます。
📚まとめ|チャットタグで“反応率×コスト”を最適化しよう
2025年3月のアップデートで、無料プランには大幅な制限がかかりました。
けれども タグ設計を整理し、オーディエンスを賢く運用すれば、月額 Pro オプションの費用を上回るリターンを得ることも十分可能です。
今こそタグルールを見直し、配信リストを再構築して、“高い反応率” と “低い配信コスト” の両立を実現しましょう。





