- 🟢 LINEフレックスメッセージ(LINE Flex Message)とは
- 🟢 LINEフレックスメッセージのメリット・デメリット
- 🟢 LINEフレックスメッセージの作成方法
- Messaging APIを活用する
- Flex Message Simulatorを活用する
- 🟢 LINEフレックスメッセージの送信方法
- Messaging APIを直接利用する
- 外部のMAツールを利用する
- 🟢 LINEフレックスメッセージの活用事例(業界別)
- 人材業界
- 不動産業界
- EC・D2C業界
- 教育業界
- 小売・飲食業界
- 🟢 LINEフレックスメッセージ導入・運用でよくある課題
- 社内リソース・ノウハウ不足
- メッセージ制作に手間がかかる
- 🟢 LINEフレックスメッセージの作成を成功させるには
- 🟢 よくある質問(FAQ)
- Q. フレックスメッセージは無料で使えますか?
- Q. プログラミング知識がなくても作成できますか?
- 🟢 まとめ
「他社のLINE公式アカウントから届いたメッセージが、画像・ボタン・テキストがきれいにデザインされていて、自社のシンプルな配信と全然違う…」そう感じたことはありませんか?
その正体こそが「LINEフレックスメッセージ(LINE Flex Message)」です。本記事では、LINEフレックスメッセージの基本知識から作り方、業界別の活用事例、効果を高めるコツ、効果測定の方法までを徹底解説します。
🟢 LINEフレックスメッセージ(LINE Flex Message)とは
LINEフレックスメッセージとは、LINEのMessaging APIを通じて送信できるメッセージタイプのひとつで、レイアウトを自由自在にカスタマイズできる点が最大の特徴です。
通常のLINEメッセージがテキストや画像を単純に並べるだけなのに対し、フレックスメッセージは文字の大きさや色の変更、画像・テキスト・ボタンの自由な組み合わせなど、表現の幅は非常に広くなっています。
例えば、店舗案内をテキストメッセージだけで送るのではなく、地図画像・営業時間・予約ボタンを1つのメッセージに見やすくまとめる、といった使い方が可能です。

画像引用元:「Flex Messageを送信する」LINE Developersより
🟢 LINEフレックスメッセージのメリット・デメリット
フレックスメッセージは表現の自由度が高い一方で、導入にあたって知っておきたい注意点もあります。ここでは、メリットとデメリットの両面を整理します。
3つのメリット
視覚的な訴求力が高まる:画像・テキスト・ボタンを自由に配置できるため、通常のテキストメッセージよりも情報が伝わりやすく、クリック率やコンバージョン率の向上につながります。
多くの情報を整理して伝えられる:地図・営業時間・予約ボタンのように、複数の情報を1つのメッセージにまとめて提示できます。見たい情報へ迷わずアクセスできるため、離脱を防ぎます。
ブランドイメージに合わせたデザインが可能:企業やブランドのトンマナに合わせた配色・レイアウトでデザインをカスタマイズ可能です。アカウント全体のデザイン統一感を高めます。
2つのデメリット
LINE公式アカウントの管理画面から直接送信できない:LINEフレックスメッセージを送るには、Messaging APIを直接利用するか、対応する外部ツールを使う必要があります。
作成にはある程度の知識・工数が必要:LINEフレックスメッセージはJSON形式で構成されており、ゼロから自作する場合はプログラミングの知識が求められます。
🟢 LINEフレックスメッセージの作成方法
フレックスメッセージを作成する方法には、「Messaging APIを活用する方法」と「Flex Message Simulatorを活用する方法」の2つがあります。それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。
Messaging APIを活用する
Flex Messageは、「コンテナ」「ブロック」「コンポーネント」という3階層の構造で組み立てられています。これらをコードで記述することで、自由度の高いレイアウトを組み上げることが可能です。
デザインやレイアウトの自由度が最も高い反面、JSON構文やMessaging APIの仕様に関する専門知識が必須となるため、社内にエンジニアがいない企業にとってはややハードルが高い作成方法といえます。
Flex Message Simulatorを活用する
LINEヤフー社が無償で提供している「Flex Message Simulator」を使えば、コードを書かずに画面を見ながらフレックスメッセージのレイアウトを作成・確認できます。
あらかじめ用意されたテンプレートをベースにカスタマイズすることも可能で、作成したメッセージはJSON形式に自動変換されるため、Messaging APIでの送信にそのまま活用できます。

🟢 LINEフレックスメッセージの送信方法
まず知っておきたいのが、フレックスメッセージはLINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)から直接作成・送信することができないという点です。
通常のテキストメッセージやスタンプ配信のように、管理画面上のメッセージ作成画面からポンと送れるわけではなく、以下のいずれかの方法を用いる必要があります。
Messaging APIを直接利用する
MAツール(マーケティングオートメーションツール)を利用する
Messaging APIを直接利用する
最も自由度が高い方法が、LINEヤフー社が提供するMessaging APIを直接利用する方法です。開発者が自社システムからAPIを呼び出し、JSON形式で記述したフレックスメッセージのデータを送信します。
細かなカスタマイズが可能な反面、プログラミングやAPIに関する専門知識が求められるため、社内に開発リソースがない企業にとってはハードルが高い方法といえます。
【関連記事】LINE APIとは?できることや種類・導入方法・活用事例をわかりやすく解説
外部のMAツールを利用する
プログラミング知識がなくても、フレックスメッセージを作成・配信できるのが、クウゼン(KUZEN)・Liny・Lステップといった外部のLINEマーケティングツール(MAツール)を利用する方法です。
ツール上で作成可能なものや、「Flex Message Simulator」で作成しコードを貼り付ければプレビュー可能なツールが多いです。セグメント配信やシナリオ配信といった機能と組み合わせることで、フレックスメッセージを使ったより高度なマーケティング施策を実現できる点も大きな魅力です。
【関連記事】LINE拡張ツールとは?機能・ツール・選び方・事例まで徹底解説

🟢 LINEフレックスメッセージの活用事例(業界別)
フレックスメッセージは業界を問わず活用できますが、業界ごとの特性に合わせて使い方を工夫することで、より高い効果が期待できます。ここでは代表的な業界別の活用イメージを紹介します。
人材業界
求人情報や面談案内など、複数の情報を整理して届けたい場面でフレックスメッセージが効果を発揮します。求人カードをカルーセル形式で並べて複数の案件を提示したり、メッセージ内に面談予約ボタンを配置したりすることで、エントリーまでの離脱を防ぎ、導線を短縮できます。

人材業界の活用イメージ図(クウゼンにより作成)
【関連記事】人材業界のLINE公式アカウント活用完全ガイド|導入メリット・機能・成功事例を徹底解説
不動産業界
物件情報の紹介や内見予約の案内に適しています。物件写真・価格・アクセスなどの情報を1枚のカードに集約して見せることで、テキストのみの案内よりも物件の魅力を直感的に伝えられます。また、複数物件をカルーセル形式で比較検討してもらう施策も効果的です。

不動産業界の活用イメージ図(クウゼンにより作成)
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EC・D2C業界
新商品の告知や、カゴ落ち(カート離脱)した商品への再訴求など、購買を強力に後押しする場面で活用されています。魅力的な商品画像とともに「今すぐ購入」ボタンを設置したり、関連商品をカルーセル形式で並べて提案したりすることが可能です。

EC・D2Cの活用イメージ図(クウゼンにより作成)
【関連記事】LINE EC活用完全ガイド|連携方法・活用事例・成功のコツを徹底解説
教育業界
講座やセミナーの案内、受講生への学習進捗リマインドなどに適しています。講座の概要・開催日程・申込ボタンを1つのメッセージに集約することで、ユーザーが必要な情報へ迷わずアクセスできるようになり、受講申込率や学習継続率の向上につながります。

教育業界の活用イメージ図(クウゼンにより作成)
【関連記事】塾・学校向け!教育業界のLINE公式アカウントの成功事例と活用方法を解説
小売・飲食業界
お得なクーポンの配布、キャンペーン告知、デジタルスタンプラリー、店舗案内などに幅広く活用されています。店舗の外観、料理写真、営業時間、クーポン獲得ボタンなどをまとめて配信することにより、ユーザーの来店意欲を効果的に高められます。

小売・飲食業界の活用イメージ図(クウゼンにより作成)
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🟢 LINEフレックスメッセージ導入・運用でよくある課題
フレックスメッセージは高い効果が期待できる一方、導入や運用の過程でつまずくケースも少なくありません。ここでは、あらかじめ知っておくべき課題を解説します。
社内リソース・ノウハウ不足
1つ目は、社内に開発リソースやノウハウがなく、Messaging APIを使った自作が難しいという課題です。JSON形式での実装には専門知識が必要なため、エンジニアが不在の企業では着手できずに構想だけで止まってしまうケースが多く見られます。
メッセージ制作に手間がかかる
デザインや文面の制作に想定以上の工数と負担がかかることも大きな課題のひとつです。カード形式のレイアウト設計をはじめ、画像素材の準備やサイズ調整、業界やターゲットに合わせた訴求内容の検討など、配信のたびに一定のクリエイティブ制作コストが発生します。
🟢 LINEフレックスメッセージの作成を成功させるには
前述の通り、フレックスメッセージの作成にはMessaging APIに関する専門知識が不可欠であることに加え、クリエイティブ制作にも膨大な工数がかかるため、社内リソースのみで運用を継続するには限界があります。
成果を出し続けるには、フレックスメッセージの制作からセグメント配信、効果検証までをワンストップで実行できるLINEマーケティングツール(MAツール)の活用が最も効果的な解決策です。
MAツールを導入することにより、エンジニアの力を借りずとも魅力的なカードデザインを簡単に作成できます。さらに、高度な自動化やデータ分析など、マーケティング成果を最大化する多彩な機能を活用できます。
「クウゼン(KUZEN)」は「AI×プロの伴走支援」を強みとするLINEマーケティングツールです。AIが一人ひとりに最適なメッセージを届けるパーソナライズ配信に加え、人材・不動産・EC・D2C・教育・小売飲食など業界特化のコンサルタントが施策の設計から改善までを一貫支援します。

🟢 よくある質問(FAQ)
フレックスメッセージの導入・運用を検討する中で、企業担当者からよく寄せられる質問をまとめました。
Q. フレックスメッセージは無料で使えますか?
LINE公式アカウントの無料プランでも、Messaging APIを使えばフレックスメッセージ自体は送信可能です。ただし、本格的な運用には、有料のMAツール導入が必要になるケースが多くあります。
Q. プログラミング知識がなくても作成できますか?
LINEヤフー社が提供する「Flex Message Simulator」や、クウゼンなどのMAツールを使えば、コードを書かずにGUI上でフレックスメッセージを作成することができます。
🟢 まとめ
フレックスメッセージは、レイアウトを自由にデザインできるLINE配信機能で、視覚的な訴求力を高め、成果向上につながります。ただし作成にはMessaging APIやJSONの知識が求められるため、まずは基本を理解し、自社に合った作成・運用方法を検討することが大切です。業界別の事例や活用テクニックを参考に、ぜひフレックスメッセージの導入を検討してみてください。





