
課題
・ゴルフファン向け情報サイトでの収益化
導入の決め手
・会員登録への導線作りが柔軟にできる
効果
・チャットボット上で行ったアンケートのデータを参考に記事を作成。通常より7倍以上のPVを獲得
目次
「ゴルフサプリ」というゴルフファン向けの情報サイトの立ち上げから運営までの事業化を行っています。
チャットボットを入れる以前は、ユーザーデータの取得やアクセスしたデータに対して収益化をどのように進めたら良いのか悩んでいました。既存メディアで利用経験のあるDMPの活用などを検討していましたが、導入するにあたり価格や他社事例であまり効果が上がっていないことなどから、使いこなせるのか不安に感じて、なかなか腰が上がらずにいました。

ウェブメディアはページビュー数が勝負で立ち上げてから最初の一年は、収益化するのが難しいと言われています。「ゴルフサプリ」のコンテンツ作成は、遠方の現地へ行って取材することも多く、車などの商材に比べて記事を作成するコストが掛かるのですが、コンテンツを充実させるためには、取材を多くする必要もあり、ページビュー数の伸びよりも取材コストが掛かっている状態で、なかなか収益化しないことに焦りを感じていました。

「ゴルフサプリ」を収益化させるにあたっての検討段階では、会員登録を使った集客が良いのではないかという意見もでていましたが、まだまだ立ち上げ段階の「ゴルフサプリ」は知名度も低くて、ページビュー数も満足のいく数字とは言えない状態でした。その状態で会員登録の仕組みを追加構築しても、コストがかさむだけでもったいないと思っていました。
そのようなときに「チャットボットで会員登録できるのではないか?」という意見があがり、会員登録用ツールとしてKUZENを導入することになりました。
チャットボットでよくある使い方は、何か明確な目的を持って来た人に対するQ&A形式の課題を解決するようなものが多いと思うのですが、私たちは「コンテンツを閲覧にきた」というふわっとした目的のユーザーに対しても網を張るような少し特殊な使い方をしています。
会員登録用ツールとして導入したKUZENですが、もっと色々なことに活かせないだろうかと試行錯誤から、対話形式のアンケートも取り始めました。そうすると、意外と面白い結果が見えてきました。
まず、想定していたよりもユーザーが答えてくれるという喜びがあり、さらに「どの記事が面白かったか」「どの記事が役に立ったか」などを聞くと、はっきり記事ごとの差もわかってきました。
今までは、社内の編集部のメンバーにページビュー数でしか記事の善し悪しを伝えることができず、作成している記事が面白いのかどうかユーザーの反応を全く伝えることができていませんでしたが、ユーザーのアンケート結果をまとめてランキング形式にして伝えることで、作成した記事は、実際にどの記事が面白くて人気があるとデータを合わせて伝えることができるようになりました。
編集部のメンバーもとても興味を持ってくれて、編集部側から「今度はこれをやってみよう」、「次はどんなテーマにしよう」などと意見がでるようになったり、私たちからの意見も取り入れてもらえたりと、KUZENをきっかけにして、他部署間のコミュニケーションが活性化したり、士気が上がったりとても良い影響がありました。

収益化を目指し、広告の販売のみをするだけではなく「ゴルフサプリ」というメディアに対しての自社独自のアンケートを行ったことによって、メディアの成長につながったと自負しています。
「ラウンドはどの程度行きますか?」や「スコアはどのくらいですか?」といったことをコツコツと聞いて記事化したところ、なんと通常の7倍以上のPVをその記事で獲得することができました。チャットボット上でのアンケートなので、外に取材へ行く必要もなく、これだけの成果があったことは本当に驚きました。
1年間のKUZEN運用中に、チャットボットを活用したアンケートなどを地道に行い、細かい内容まで聞けたことによって、大まかなユーザーの属性だけではなく、ゴルフが好きであることはもちろん、上手くなりたいユーザー、高頻度でプレーをしているユーザーが閲覧していることなどが、はっきりと見えてきました。
プレイヤーに効率よくアプローチしたいのであれば「このユーザー層が閲覧しているので、この商材はゴルフサプリに掲載すれば効果がある!」と自信を持ってストーリーに沿った提案ができるようになったことはとても良かったことです。
このような取り組みを通して、ウェブメディアの成長や社内の活性化など多くの改善を実感し、チャットボットを活用することをすごくお勧めしたいです。

初めて掲載した広告は、チャットボット上での広告でした。大手スポーツ用品メーカーがクライアントで、メーカーの新商品を対決型にして「どちらがいい?」のような投票するシナリオを作成し、フローの中でヒアリングも行って、最終的にお申し込みまでできるような設計を行いました。
するとページビュー数の3割程度のユーザーが最終的にお申し込みまで到達し、広告主の方にも、回答率がよくて、とてもよい施策だとの声をいただいています。
KUZENの機能面では、最初はノードの設定を理解するまでとても難解だと思っていたのですが、慣れてしまうと何でもできるなと思うようになって、直感的にシナリオ設計や構築ができるのは、管理する私たちからするととても良いです。
まだKUZENの機能の3割程度しか使っていなくて、理解もしていなくて、まだまだ出来ることがたくさんあると思っています。
例えば、「ボタンの複数選択ができたらいいけど、それは無理ですよね」と聞いてみると、「できますよ」のようなことがあったり、位置情報を活用してキャンペーンを行うこともできそうであったり、まだまだ、ポテンシャルを秘めていると期待しています。
今後もコンシェルジュさんの担当と相談しながらKUZENを活用し、「ゴルフサプリ」をもっと良いものにしていきたいです。

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