- 🟢LINE公式アカウント分析機能とは?
- 🟢なぜ分析が必要なのか?分析でPDCAサイクルを回す基本的な考え方
- 🟢LINE公式アカウント分析の機能一覧
- ダッシュボード
- 友だち
- プロフィール
- メッセージ配信
- ステップ配信
- クーポン/ショップカード
- リッチメニュー
- LINE VOOM
- チャット
- あいさつメッセージ / メッセージ通数(その他の機能)
- メッセージ通数
- 🟢【課題別】分析データから導く具体的な改善アクション
- 課題1:友だち追加数(増加率)が伸び悩んでいる場合
- 課題2:メッセージのクリック率が低い場合
- 課題3:クーポンや予約の利用率(CVR)が低い場合
- 🔴分析機能を活用する上での注意点
- データの集計期間に注意する
- APIツールとの連携でさらに高度な分析が可能になる
- 📚まとめ
LINE公式アカウントの運用で、「メッセージが本当に読まれているのか」「友だちは増えても成果に繋がらない」といった不安を抱えていませんか?
成果を上げ続ける企業は、LINE公式アカウントの分析機能を活用し、データに基づいた改善(PDCA)を回しています。
この記事では、LINE公式アカウントの分析機能の活用方法と改善アクションをご紹介します。これを読んで、公式アカウントの運用の成果を最大化しましょう!
🟢LINE公式アカウント分析機能とは?
LINE公式アカウント分析機能とは、公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)に標準搭載されている、アカウント運用に関するあらゆるデータを数値化し、可視化する機能のことです。
この機能では、メッセージの開封率、クリック率、目標達成率などの成果を数値化することができます。これにより、実施した施策の現状を正確に把握し、効果的なマーケティング戦略の立案に役立てることが可能です。
🟢なぜ分析が必要なのか?分析でPDCAサイクルを回す基本的な考え方
LINE公式アカウントの分析機能は、運用におけるPDCAサイクルの「C(Check)」を担う非常に重要なパートで、データに基づいた運用を実現するためには欠かせません。

P (Plan:計画):過去の分析データ(CVR、友だち増加率など)を参考に、KPI(重要業績評価指数)とKGI(重要目標達成指標)を設定します。
D (Do:実行):計画したメッセージ配信やクーポンの発行などを実行します。
C (Check:分析・評価):分析機能を用いて、実行した施策の効果を数値で評価します。「なぜ?」という深掘りを行い、結果の原因を特定します。
A (Action:改善):分析結果(C)に基づき、効果の低かった部分の原因を解決するための具体的な改善策を講じ、次回の計画(P)に反映します。
このサイクルを回すことで、施策は常に最適化され、無駄なコストや工程を削減しながら、目標達成に近づくことができます。

🟢LINE公式アカウント分析の機能一覧
LINE公式アカウントの分析機能で活用できる機能は以下の通りです。
・ダッシュボード
・友だち
・プロフィール
・メッセージ配信
・ステップ配信
・クーポン/ショップカード
・リッチメニュー
・LINE VOOM
・チャット
・あいさつメッセージ/メッセージ通数
以上の各機能を順番に紹介していきます。
ダッシュボード
「ダッシュボード」では、メッセージ通数、友だち数、チャット数といった主要な統計情報の概要を一目で確認できます。 集計期間は、「7日間」と「30日間」のいずれかに切り替えることが可能です。 この機能は、急激な減少などの異常値を素早く特定し、現状把握に役立てるために活用することができます。

友だち
「友だち」画面では、友だちの追加数、ブロック数、および友だち追加経路を確認できます。特に、ブロック率(ブロック数 ÷ 友だち総数)が高い場合は、メッセージの配信頻度や内容の見直しを検討してください。また、効果の高い追加経路を特定することで、効率的な集客の強化に繋げることができます。

プロフィール
「プロフィール」画面では、性別、年齢、居住地といった友だちの属性情報を確認できます。この情報を用いて、想定ターゲット層と実際の友だち属性が合致しているかを確認することが重要です。確認後、属性に合わせたクリエイティブの作成、最適な配信時間の設定、地域限定クーポンの配信といった施策に活用できます。

メッセージ配信
「メッセージ配信」では開封率(タイトル/配信時間の影響)、クリック率(コンテンツの魅力度/オファーの影響)を確認することができます。開封率が低い場合はメッセージのタイトルや時間を改善し、クリック率が低い場合はリッチメッセージのデザインやボタンの視認性を高めるといった活用ができます。

ステップ配信
「ステップ配信」では各ステップの離脱率、最終的なCVR(ゴール達成率)を確認することができます。離脱が多いメッセージが確認された場合、そのメッセージ前後の内容を見直すとともに、次のアクションへの動機付けを強化してください。これらの改善により、メッセージ間の配信期間を調整し、ステップ配信全体の最適化を図ることができます。

クーポン/ショップカード
「クーポン/ショップカード」ではクーポンの発行数、開封数、使用数・使用率(最重要)、ショップカードの特典利用数を確認することができます。クーポンの使用率が低い場合は、利用期限や特典内容の見直しを検討してください。また、期限が迫ったユーザーにはリマインド配信を行うなど、使用促進のための具体的な施策に活用できます。


リッチメニュー
「リッチメニュー」では表示回数、クリックされたパーツ別内訳を確認することができます。数値の表示には、指定期間のクリック人数が20人以上必要なので注意しましょう。クリック率が低い場合は、配置・テキスト・デザインの改善をし、ユーザーのニーズに沿った情報を提供することができます。

LINE VOOM
「LINE VOOM」では、投稿の表示回数、いいね・コメント・シェアといったエンゲージメント数、およびフォロワーの増減を確認できます。エンゲージメント率が高い投稿の傾向を分析し、その結果をメッセージ配信のコンテンツ戦略に活かすことで、相乗効果を生み出すことが可能です。

LINEVOOM の活用についてはこちら:LINE VOOM 徹底活用ガイド 基本・活用方法・注意点
チャット
「チャット」画面では、自動応答と手動応答の平均応答時間や未読チャット率を確認できます。平均応答時間が遅い場合は、AI応答メッセージやキーワード応答機能を活用し、自動化できる対応範囲を拡大してください。これにより、オペレーターの負担を軽減し、チャット対応の迅速化を図ることができます。

あいさつメッセージ / メッセージ通数(その他の機能)
その他の分析項目についても、その役割を紹介します。
あいさつメッセージ
「あいさつメッセージ」とは、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加またはブロック解除した際に自動で送信される最初のメッセージです。この機能では、友だち追加直後のメッセージの開封率やクリック率といった効果を詳細に測定することができます。

メッセージ通数
「メッセージ通数」画面では、配信したメッセージの総数を確認できます。この情報を用いて、有料/無料メッセージ枠の利用状況を正確に把握し、現在契約している料金プランが適切であるかを検証・判断するために活用できます。


🟢【課題別】分析データから導く具体的な改善アクション
分析で現状を把握した後は、具体的な「Action」に移ります。ここでは、多くの運用担当者が直面する3つの課題に対し、取るべき具体的な改善策を解説します。
課題1:友だち追加数(増加率)が伸び悩んでいる場合
友だち追加経路のデータに基づき、効果の高いチャネル(Webサイト、店頭POP、LINE広告など)への投資比率を高めます。また、あいさつメッセージで提供する特典の魅力度を再検証し、友だち追加の動機を強化します。
課題2:メッセージのクリック率が低い場合
一斉配信しかしていない場合、セグメント配信を検討しましょう。すでにセグメント配信をしている場合もLINE友だちの属性分析を再度行い、メッセージ配信のセグメントの精度を向上させることがおすすめです。「自分事」と感じられるメッセージを一部のユーザーに届け、メッセージや配信時間の検証によって最適な時間に配信を行います。
課題3:クーポンや予約の利用率(CVR)が低い場合
まずクーポンの使用率が低い原因を突き止め、利用期限が迫ったユーザーを特定してリマインド配信を行います。また、予約やクーポンの利用導線(Webサイトへの遷移、利用手順)が複雑ではないかを確認し、簡略化することで離脱を防ぎます。
🔴分析機能を活用する上での注意点
LINE公式アカウントの分析機能を運用に活かすためには、データ利用上のルールや限界を知っておくことが重要です。
データの集計期間に注意する
分析データはリアルタイムではなく、数時間〜最大24時間程度の遅延をもって反映されることがあります。そのため、配信直後ではなく、一定時間経過後に効果を測定する必要があります。また、過去のデータには閲覧期限が設けられている場合があるため、必要なデータは定期的にエクスポートしておく必要があります。
APIツールとの連携でさらに高度な分析が可能になる
LINE 公式アカウントの分析機能は、一人ひとりの詳細な行動を追跡したり、お店のPOSデータや顧客情報(CRM)といった外部データとLINEの情報を結びつけることはできず、標準機能だけでは限界があります。そこで、LINE APIと連携できる外部のMAツール(マーケティングオートメーション)やCRMツール(顧客管理)の導入を検討しましょう。これにより、あなたの所有するすべての顧客データとLINEの行動データを統合し、高度で効果的な分析と施策実行が可能になります。
LINE API についてはこちら:LINE API とは?APIの種類と各機能で出来ることを解説!
CRMツールの連携についてはこちら:LINEとCRMを連携させる重要性とは?成功事例や連携ツールについて解説
📚まとめ
LINE公式アカウントの運用成功は、「分析(Check)」とそれに基づく「改善(Action)」の継続的な実行が重要です。
この記事で解説した、LINE公式アカウントの分析機能と課題別の改善アクションを参考に、データに基づいた運用体制を確立し、分析と改善のサイクルを回し続けることでLINE公式アカウントの成果の向上を目指しましょう!





