- 🟢 LINE公式アカウントの「属性絞り込み」とは
- 絞り込み配信(セグメント配信)の種類
- 属性絞り込みとオーディエンスの違い
- 属性で絞り込める5つの項目【一覧表】
- 🟢 「属性絞り込み」を行う4つのメリット
- メッセージ配信を最適化する
- ブロック率を抑制できる
- 開封率・反応率を向上させる
- 配信コストを削減できる
- 🟢 属性絞り込み配信の使い方・設定方法|PC・アプリ版
- PC(Web版管理画面)での設定手順
- スマホアプリでの設定手順
- 🔴 「属性絞り込み」を行う際の4つの注意点
- ターゲットリーチ数100人以上が必要
- 絞り込み後の推計対象ユーザーが50人以上必要
- 属性情報は「みなし属性」であり実際と異なる場合がある
- 属性情報は概ね3日前のデータをもとに更新される
- 🟢 「属性絞り込み」配信を高める運用のコツ
- 🟢 クウゼン(KUZEN)でより柔軟な属性絞り込みを実現
- 🟢 よくある質問
- Q. 友だち数が少なくても属性絞り込みは使える?
- Q. 「属性」絞り込みの情報はどのくらい正確ですか?
- 📚 まとめ
🟢 LINE公式アカウントの「属性絞り込み」とは
まずは属性絞り込みが、LINE公式アカウントの配信機能全体の中でどう位置づけられるのかを整理しておきましょう。ここを押さえておくと、後述する設定方法や注意点もスムーズに理解できます。
絞り込み配信(セグメント配信)の種類
LINE公式アカウントのメッセージ配信では、配信先を「絞り込み」に設定することで、対象を「オーディエンス」「過去の配信」「属性(フィルター)」の3つの方法で指定できます。
これらをまとめて「セグメント配信」または「絞り込み配信」と呼びます。すなわち、「属性絞り込み」はセグメント配信という大きな枠組みの中の1つ、という位置づけです。
※「過去の配信」を絞り込み条件として利用できるのは、「認証済アカウント」のみになります。
このうち、「属性による絞り込み」は、友だちの性別や年齢、居住地域など、LINEヤフー社が利用動向から推計した「みなし属性」をもとに配信対象を絞り込む方法です。
【関連記事】LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法やメリット・注意点をわかりやすく解説!
属性絞り込みとオーディエンスの違い
「属性」による絞り込みと似た機能に、「オーディエンス」による絞り込みがあります。どちらも「セグメント配信」の一種ですが、絞り込みの元になる情報が異なります。
前述の通り、属性絞り込みはLINEヤフー社が推計した「みなし属性」を利用して、配信先を絞り込む方法です。
一方、オーディエンスは、メッセージ内のリンククリックやチャットタグの付与など、自社のLINE運用の中で蓄積された行動データをもとに、運用者が独自に作成した条件で配信対象を絞り込む手法です。
オーディエンス絞り込みの詳細な作成手順、具体的な活用事例、利用時の注意点などについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてぜひご覧ください。
【関連記事】LINE公式アカウントの「オーディエンス」とは?属性との違い・9つの種類・設定方法から活用事例まで完全解説
属性で絞り込める5つの項目【一覧表】
現在、属性(フィルター)で絞り込める項目は次の5つです。
友だち期間
性別
年齢
OS
地域
項目 | 内容 |
|---|---|
1. 友だち期間 | 友だち追加からの経過日数 |
2. 性別 | 男性/女性 |
3. 年齢 | 年代のレンジ(5歳刻み) |
4. OS | iOS/Android |
5. 地域 | 都道府県単位 |
これらは複数組み合わせての設定も可能です。たとえば「男性・20〜24歳・埼玉県」のように条件を掛け合わせることで、より具体的なターゲットにメッセージを届けられます。
🟢 「属性絞り込み」を行う4つのメリット
属性絞り込みを使うと、実際にどのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、LINE公式アカウントの運用において特にメリットとして実感しやすい4つのポイントを紹介します。
メッセージ配信を最適化する
ユーザーの年齢や性別、居住地域といった属性ごとに配信内容を出し分けられるため、ニーズに合わない一斉配信をなくし、一人ひとりに適したメッセージを届けられます。
【関連記事】LINE公式アカウントの「勝てる」運用のコツ10選 | 企業が成果を出す運用方法
ブロック率を抑制できる
ユーザーにとって関係のない情報が頻繁に届くと、通知を煩わしく感じてブロックにつながってしまいます。属性で対象を絞り込み、関心・関連度の高い情報だけを届けることで、ブロックを効果的に防止できます。
開封率・反応率を向上させる
ターゲット層に合わせたメッセージ配信を行うことで、ユーザーが求めている・ニーズのある情報を配信できるため、リンクのクリックや購入・予約といったコンバージョンに繋がりやすくなります。
配信コストを削減できる
LINE公式アカウントは料金プランごとに無料で配信できるメッセージ通数が決まっています。必要な相手にだけ絞り込んで配信することで、無駄なメッセージ消費を抑えて、メッセージ通数を節約できます。
【関連記事】LINE公式アカウントの料金体系を徹底解説!プランの選び方と費用対効果を高める方法
🟢 属性絞り込み配信の使い方・設定方法|PC・アプリ版
属性絞り込みの設定自体は難しくありません。ここでは、PC(Web管理画面)とスマホアプリ、それぞれの設定手順を紹介します。基本的な操作の流れはどちらも共通しています。
PC(Web版管理画面)での設定手順
Web版の管理画面では、以下の手順で属性絞り込みを設定します。
①管理画面にログインし、「メッセージ作成」を選択する

②メッセージ配信画面で配信先を「絞り込み」に設定する

画像引用元:LINEヤフー for Business
③「属性で絞り込み」から「+フィルターを追加」をクリック

画像引用元:LINEヤフー for Business
④「フィルター設定」から、配信する属性・要件をチェック

画像引用元:LINEヤフー for Business
⑤画面上の推計対象人数を確認のうえ、「設定」ボタンを押す
スマホアプリでの設定手順
スマホアプリでも、基本的な考え方はPC版と同じで、条件を絞り込んでから配信内容を作成する流れになります。
①アプリを開き、ホーム画面の「メッセージを配信する」をタップする
②配信するメッセージの種類(テキスト・写真・リッチメニューなど)を選択する
③作成画面でメッセージを作成し、完了したら「次へ」をタップする

④配信先で「属性で絞り込み」を選択し、「フィルター設定」をタップする
⑤配信したい属性にチェックを入れる(複数選択可)
⑥設定内容を確認し、問題なければ配信する

画像引用元:LINEヤフー for Business
🔴 「属性絞り込み」を行う際の4つの注意点
属性絞り込みですが、いくつか事前に知っておかないといけない注意点があります。運用を始める前に、以下の4点を必ず確認しておきましょう。
ターゲットリーチ数100人以上が必要
属性絞り込み配信を行うには、ターゲットリーチ数が100人以上必要です。ターゲットリーチ数とは、友だちの総数から「ブロックしているユーザー」や「属性が判別できないユーザー」を除外した、実際にメッセージが届く有効な友だち数を指します。
絞り込み後の推計対象ユーザーが50人以上必要
属性(フィルター)を利用した絞り込み配信は、選択後の推計対象ユーザーが50人以上必要です。つまり、条件を絞り込みすぎて対象者が50人を下回ると、その設定では配信できません。複数の属性を組み合わせる際は、条件を追加するたびに対象人数が50人以上かチェックしましょう。
属性情報は「みなし属性」であり実際と異なる場合がある
属性で指定できる年齢や性別などのユーザー情報は「みなし属性」に基づいているため、実際の属性と異なる場合があります。属性絞り込みは、顧客データベースのような確定情報ではなく、あくまで「配信の精度を高めるための目安」として扱うのが基本です。
属性情報は概ね3日前のデータをもとに更新される
属性情報は、原則として約3日前のデータをもとに抽出されます。さらに、ユーザー属性は日々推定・更新されるため、設定時と配信時で条件に該当していた人数がぴったり一致しないケースも起こり得ます。そのことを前提に、最終的な配信結果は配信履歴で確認する運用を心がけましょう。
🟢 「属性絞り込み」配信を高める運用のコツ
属性絞り込みの効果を高めるには、以下のようなコツを意識するとよいでしょう。
最初は条件を1つに絞って検証する
複数条件を一度に組み合わせると、どの条件が反応に影響したのか分かりにくくなります。まずは性別や年代など単一条件でテストし、傾向をつかんでから条件を追加していきましょう。
属性ごとにメッセージ内容も出し分ける
配信対象を絞り込んでも、送るメッセージ内容が全員一律のままでは効果は限定的です。属性に合わせて件名や訴求内容まで調整することで、絞り込みの効果を最大限に引き出せます。
配信結果は配信対象人数も確認する
開封率やクリック率だけでなく、実際の配信対象人数もあわせて配信履歴で確認しましょう。「反応率は良かったが、そもそも母数が小さかった」といった誤った評価を避けられます。
🟢 クウゼン(KUZEN)でより柔軟な属性絞り込みを実現
LINE公式アカウントの「属性絞り込み」には、利用条件や絞り込める属性の種類に制限があり、属性の精度も「みなし属性」である以上、必ずしも正確とは限りません。LINE拡張ツールの「クウゼン(KUZEN)」を活用することで、こうした標準機能の限界を補うことができます。
たとえば、性別・年代・地域といった基本属性だけでなく、購入履歴やアンケート回答、クリック履歴といった行動データまで組み合わせたターゲティングが可能になります。また、利用開始の人数条件もないため、友だち数の規模を問わずすぐに始められる点も特徴です。
このほか、これまで700社以上のLINE運用を支援してきたプロフェッショナルによる伴走支援や、AIを活用した全自動メッセージ配信、チャットボットによる顧客対応にも対応しています。より本格的なLINE運用を検討している場合は、お気軽にお問い合わせください。

🟢 よくある質問
ここまで解説してきた内容について、特に質問が多いと想定される3点をQ&A形式でまとめました。
Q. 友だち数が少なくても属性絞り込みは使える?
A. 属性絞り込みを利用するには、ターゲットリーチ数が100人以上必要です。この条件を満たさない場合は、属性絞り込み自体を利用できません。友だち数がまだ少ないアカウントは、まず友だちを増やすことを優先しましょう。
【関連記事】LINE公式アカウントの友だちを増やす方法~すぐに実践できる方法6選~
Q. 「属性」絞り込みの情報はどのくらい正確ですか?
A. 属性情報は、LINEの利用動向をもとに推定した「みなし属性」であり、100%正確な情報ではありません。情報は概ね3日前のデータをもとにしており、日々更新されます。そのため、属性絞り込みは「配信の方向性を最適化するための目安」として活用するのがおすすめです。
📚 まとめ
LINE公式アカウントの属性絞り込みは、性別・年齢・地域などの5項目を使い、ターゲットリーチ100人以上・絞り込み後50人以上という条件のもとで手軽に始められるセグメント配信の入り口です。みなし属性である点や更新タイミングに注意しつつ、条件を1つずつ検証し、属性に合わせたメッセージ作りを重ねることで、反応率向上とブロック率低下の両方を狙えます。





