- 🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能とは
- 🟢メンバーシップ機能でできること
- ①メンバー限定のメッセージ・コンテンツ配信
- ②限定クーポン・特典の提供
- 🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能のメリット
- 継続的な収益の確保ができる
- メンバー限定メッセージは無料で無制限配信
- 顧客との関係を深められる
- 🟢メンバーシップ機能の注意点
- 利用条件を満たす必要がある
- 審査に通過する必要がある
- 利用できない業種がある
- 🟢メンバーシップにおすすめの業種・用途(活用事例)
- 月謝や会費の集金を行いたい習い事・オンラインサロン
- 既存顧客のリピート率を高めたい店舗ビジネス
- コンテンツを収益化したいクリエイター・インフルエンサー
- 🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能の作成方法
- ステップ1:LINE公式アカウントを開設する
- ステップ2:メンバーシッププランを作成
- ステップ3:審査に申し込む
- ステップ4:メンバーシッププランの公開
- ステップ5:メンバーシップの宣伝
- 🟢メンバーシップ機能の料金・手数料
- Web決済 vs App内課金の違い
- 🟢よくある質問
- 収益金の引き出し条件と手数料は?
- メンバーシップの途中解約や返金はできるか?
- 公開後のプラン内容(特典)変更はできる?
- 📚まとめ
LINE公式アカウントに「メンバーシップ機能」があることはご存知でしょうか。月額課金制の会員プランをLINE上で簡単に作れるこの機能は、顧客との関係を深めながら継続的な収益も見込める、注目の機能です。
本記事では、メンバーシップ機能の基本的な仕組みから、料金・手数料、設定方法、活用事例まで、運用担当者が知っておきたい情報をまとめて解説します。「導入を検討しているけれど、何から始めればいいか分からない」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能とは
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能は、友だちに対して月額課金制で、特別な特典や情報、サービスを提供できるサブスクリプション型の機能です。
メンバーシップ機能はオンラインレッスンやオンラインサロン、ファンクラブなどのユーザーとの関係を深める際にも活用することができます。

🟢メンバーシップ機能でできること
メンバーシップ機能では、メンバーになったユーザーに対して、定期的に価値あるコンテンツ配信をすることができます。主に、以下の2点をユーザーに届けることができます。
①メンバー限定のメッセージ・コンテンツ配信
メンバーシップに加入しているユーザーだけに、限定メッセージや動画・音声コンテンツを配信できます。また、メンバーへのメッセージ送信は通常の配信とは異なり、無料・無制限で行えます。
②限定クーポン・特典の提供
メンバーシップ機能は、メンバーだけが使えるクーポンで特別メニューを提供したり、限定イベントへの招待などの特典の提供をすることができます。また、長期的なメンバーに向けて、継続特典を提供することも効果的です。
🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能のメリット
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能がもたらす最大の3つのメリットについてご紹介します。
継続的な収益の確保ができる
メンバーシップ機能は、毎月自動で課金されるストック型(継続型)の収益構造をもたらし、一度作成してしまえば、安定した収益を獲得できます。また、 メンバー数の増加につれて、毎月の最低売上高が予測しやすくなり、戦略をより安定的に立てることが可能になります。
メンバー限定メッセージは無料で無制限配信
メンバーシップ機能のメンバー限定メッセージは、メッセージ通数のカウント対象外のため、無料で無制限配信をすることができます。これにより、費用を気にすることなく、メンバーに対して価値の高い情報や、個人に合わせたメッセージを送ることが可能になります。
顧客との関係を深められる
メンバーシップ機能では「お金を払って会員になってくれたユーザー」に絞って、より顧客に合ったコンテンツを届けられます。エンゲージメントの高いファン層と深くつながれるのは、他の機能にはないメリットです。
🟢メンバーシップ機能の注意点
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能は、誰でもすぐに利用できるわけではありません。ここでは3つの注意点をご紹介します。
利用条件を満たす必要がある
メンバーシップ機能を利用するには、LINE公式アカウントとそれを管理するビジネスアカウントが、以下の3つの必須条件をすべて満たしている必要があります。
1. LINE公式アカウントが認証済み、もしくはターゲットリーチが200人以上であること。(※ターゲットリーチとは、アカウントをブロックしていない友だちの数を指します)
2. メンバーシップ管理を行うビジネスアカウントが、LINEアカウントと連携済みであること。
3. ログインしているビジネスアカウントが、アカウントの管理権限を保有していること。
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審査に通過する必要がある
メンバーシップを開始するには、LINEヤフー社の審査を通過する必要があります。審査には数日〜数週間かかることがあり、否認された場合もその理由は開示されません。スケジュールに余裕を持って申請することをおすすめします。
利用できない業種がある
・生命・身体・健康に影響を与えるもの
・投資・資産運用に関連するもの
・クラウドファンディング・寄付・投げ銭に類するもの
・ヒーリング・セラピーに類するもの
・自己啓発に類するもの
・メンタルヘルスに関連するもの
・宗教・スピリチュアルに関連するもの
・政治に関連するもの
・アカウントと関連のないプランを提供するもの
上記に該当しない場合でも、LINEヤフー社の独自判断により利用できないケースがあります。自社の業態が該当するか不安な場合は、公式のガイドラインを事前に確認することをおすすめします。
🟢メンバーシップにおすすめの業種・用途(活用事例)
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能は、幅広い業種・業態で活用できますが、特に以下のようなニーズを持つ事業者の方々に最適です。
月謝や会費の集金を行いたい習い事・オンラインサロン
フィットネスジム・ヨガスタジオ: オンラインレッスン動画の提供、自宅でできるトレーニングメニューの配信を月額制で行う。
学習塾・語学学校: 定期的な質問会への参加権、週次テストの解説動画、学習進捗の個別フォローを月額会費として徴収。
オンラインサロン・専門コミュニティ: 専門家による限定のライブ配信、非公開ノウハウの提供、メンバー限定の交流チャットを開設し、月額で会費を徴収。
LINEという日常的なプラットフォームで、決済からコンテンツ提供までを完結できるため、非常にスムーズにサブスクリプション型のサービスを提供できます。
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既存顧客のリピート率を高めたい店舗ビジネス
飲食店(特に常連客が多い店): メンバー限定の裏メニュー提供、優先予約権、飲食料金の永年割引(例:10%OFF)。
美容室・エステサロン: 施術料金のメンバー限定割引、新メニューの先行体験、定期的なヘアケア・スキンケア情報の配信。
アパレル・雑貨店: 新商品の先行販売、メンバー限定のセール開催、スタイリストによる個別コーディネート相談。
メンバーシップ料金の価値以上のサービスを提供することで、顧客の再来店(リピート)を強く動機づけることができます。
【関連記事】エステサロンの再来店率を高めるLINE活用法
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コンテンツを収益化したいクリエイター・インフルエンサー
YouTuber・ブロガー: 普段の活動では公開しない、より深い専門知識や制作の裏側、未公開素材などを限定配信。
投資家・トレーダー: リアルタイムの市場分析、非公開の投資戦略、個別銘柄に関する質問への回答。
イラストレーター・デザイナー: 制作過程のライブ配信、限定グッズの販売、メンバーからのリクエストに応じた制作。
顧客との距離が近く、コンテンツそのものに価値があるクリエイターは、LINE公式アカウントのメンバーシップ機能を通じて、自身の活動を安定的に支える収益源を構築するのに最適です。
🟢LINE公式アカウントのメンバーシップ機能の作成方法
実際にメンバーシップ機能を使い始めるまでの流れを、ステップごとに解説します。はじめて設定する方でも迷わず進められるよう、各ステップのポイントと注意点もあわせてまとめました。
ステップ1:LINE公式アカウントを開設する
メンバーシップ機能はLINE公式アカウントの機能のひとつです。まだアカウントを開設していない場合は、LINEヤフー社の公式サイトから無料で開設できます。すでに開設済みの場合は、STEP2へ進みましょう 。
ステップ2:メンバーシッププランを作成
LINE公式アカウントの管理画面にログインをして、「収益化」をクリックします。

次に、利用条件が満たしているかを確認し、利用規約に同意してから。「メンバーシッププランを作成する」をクリックします。

次に、メンバーシップの設定をします。

画像引用元:LINEヤフー for Business
【説明】
①プラン名:メンバーに表示されるプランの名称
②説明:どのようなプラン内容なのかを詳しく記載しましょう
③特典:メンバーが受けられるメリットを5個まで設定可能です
④限定オープンチャット:メンバーだけが参加できるチャットルームで、App内課金を選択しているプランのみ利用可能です。複数のプランでこの特典をオンにすると、すべてのプランのメンバーが同じ1つのオープンチャットに集約されます。
⑤許人可・免許情報:特定の業種で必要な場合は名称を入力します
⑥App内課金:オンラインコンテンツ・サービスが特典に含まれる場合はApp内課金が設定され、35%の利用料がかかります。
Web決済:物理的な商品や対面サービスが特典に含まれる場合はWeb決済が設定され、10%の利用料がかかります。
⑦月額料金:400円~15,400円(税込)の範囲で設定します
⑧メンバー数の上限:加入人数の上限を1人~100,000人の間で制限できます
ステップ3:審査に申し込む
審査情報を入力し、「次へ(最終確認)」をクリックし、確認画面に進みます。
確認ページで、「申請する」をクリックして審査の結果を待ちましょう。

審査が認証されたら、プランの公開が可能です。
ステップ4:メンバーシッププランの公開
メンバーシップタブから、「メンバーシップ」をクリックし、「プランを公開」をクリックします。

画像引用元:LINEヤフー for Business
プランを公開するには、特定商取引法に基づく表記を登録する必要があります。

ステップ5:メンバーシップの宣伝
メンバーシップの公開をしたら、ユーザーに宣伝をしましょう。
「メンバーシップ」タブの「宣伝」をクリックし、プロフィール設定やURL・QRコードを取得し、広めましょう。

画像引用元:LINEヤフー for Business
🟢メンバーシップ機能の料金・手数料
メンバーシップ機能自体を使うための初期費用や月額費用はかかりません。ただし、メンバーから得た収益に対して手数料が差し引かれる仕組みになっています。
Web決済 vs App内課金の違い
メンバーシップの支払い方法は、プランの内容によって「Web決済」と「App内課金」の2種類に分かれます。 メンバーシッププランで得た収益のうち、手数料として、Web決済の場合は売上金の10%、App内課金の場合は売上金の35%が差し引かれます。

🟢よくある質問
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能の導入にあたり、多くの事業主が抱える疑問にお答えします。
収益金の引き出し条件と手数料は?
収益確定のタイミングは、手動送金の場合は、毎月5日~15日に管理画面から申請可能で、自動送金の場合は毎年5月と11月の年2回です。収益金の引き出し条件として、収益金残高が振込申請の最低金額の1,100円を超えている必要があります。また、振込時には所定の振込手数料(一回あたり550円)が差し引かれます。(手動・自動送金の両方に共通)
メンバーシップの途中解約や返金はできるか?
ユーザー自身でいつでも解約可能です。自動更新の停止については 解約手続きを行うと、次回の更新日をもって自動更新が停止されます。
月額課金制サービスであるため、原則として返金は不可です。ユーザーがメンバーシップを途中で解約した場合でも、その月の残りの期間に対する料金が日割りで返金されることは原則としてありません。ユーザーは、すでに支払い済みの期間中は、引き続き特典を受け取ることができます。
公開後のプラン内容(特典)変更はできる?
メンバーシッププランの公開後でも、提供する特典の内容を変更(追加・修正・削除)することは可能です。これにより、運用しながらユーザーの反応を見て、特典を改善することができます。しかし、 既存メンバーに不利益をもたらすような変更は避け、特典の魅力を維持または向上させる方向での変更が望ましいです。
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📚まとめ
LINE公式アカウントのメンバーシップ機能は、単なるマーケティングツールを超え、ビジネスに安定収益とロイヤルティをもたらすデジタル基盤です。
既存の友だちという資産を活用し、サブスクリプションモデルに転換することで、事業の安定性と成長性を同時に高めることが可能になります。
まずは、顧客に提供できる「限定的な価値」とは何かを徹底的に検討し、メンバーシップ機能を利用する準備をしてみましょう。この機能は、LINE公式アカウントの運用においてビジネスの収益基盤になるでしょう。





