LINEは、ビジネス・個人を問わずコミュニケーションツールとして広く使われています。とくに「一斉送信」機能は、キャンペーンやセール情報など即時性の高いメッセージを効率よく伝える手段として非常に便利です。
しかし、一斉送信には正しい設定方法やマナーを理解しておく必要があります。間違った使い方をすると、ユーザーの離脱やブロックを招く恐れも。
この記事では、LINE公式アカウントを使った一斉送信の基本的な方法から活用シーン、注意点まで、初心者でも分かるよう丁寧に解説します。あなたのLINE活用が一段と効果的になるヒントをぜひご活用ください。
[[highlight-#FFF674]]【あなたは何個できてる?】LINE公式アカウント運用チェックリストで確認(無料)[[/highlight-#FFF674]]

🟢LINE公式アカウントで「一斉送信」する方法
LINE公式アカウントでの一斉送信する具体的な手順を紹介します。
PCから一斉送信を行う方法
スマホアプリから一斉送信を行う方法
PCから一斉送信を行う方法
PC版は「LINE Official Account Manager」から、メッセージの一斉送信を行います。
公式アカウントへのログイン
手順①:LINE Official Account Manager にアクセス
手順②:一斉送信を行いたいLINE公式アカウントを選択

※LINE公式アカウントをまだ持っていない方は、無料で新規作成できます。作成方法の詳細は、こちらをご覧ください。
【関連記事】サクッと終わる!LINE公式アカウントの作成方法をプロが徹底解説
メッセージの作成
手順③:左メニューから「ホーム」>「メッセージを作成」をクリック
手順④:作成画面で送信したい内容を入力または画像・スタンプ等を追加
送信できるコンテンツは以下の種類になります
テキスト
写真
リッチメッセージ
カードタイプメッセージ
動画
クーポン
リッチビデオメッセージ*
スタンプ
ボイスメッセージ
スタンプ

配信先と配信方法の設定
手順⑤:「配信先」を選択し、「すべての友だち」もしくは「絞り込み」を決定する
手順⑥:「配信日時」からメッセージを送信する日時を設定する(予約送信も可能)
手順⑦:「高度な設定」を設定する
LINE VOOMに投稿:メッセージ内容をLINE VOOMに投稿することが可能です
配信メッセージ数の上限を指定:配信数に上限を設定することができます
キャンペーンを設定*:キャンペーン名を紐付けることで、効果測定ができます

テスト送信(必要に応じて)
手順⑧:誤字脱字やレイアウト崩れを確認するため「テスト配信」をクリック
手順⑨:「自分のみ」「すべての管理者と運用管理者」のどちらかを選択する

一斉送信の実行
手順⑩:最後に「送信」ボタン、もしくは「予約する」ボタンをクリック

スマホアプリから一斉送信を行う方法
スマホアプリ(iOS)からの操作も、PC版と同様に非常にシンプルです
LINE公式アカウントアプリを開く
手順①:LINE公式アカウントアプリを開いて、ホーム画面を表示する
手順②:ホーム画面中央にある「メッセージを配信する」ボタンをタップする

メッセージの種類を選択
手順③:送信したいコンテンツの形式を選択する
手順④:メッセージを最大3つまで作成する (1回の配信で最大3つの吹き出しが可)

メッセージ設定を選択する
手順⑤:「配信予約」をオン/オフにする
手順⑥:「LINE VOOMに投稿」を選択する
手順⑦:「配信メッセージ数」で上限を決める
手順⑧:「一部のターゲットへの配信を許可」を選択する
※ 属性で絞り込む場合に設定しますが、基本は「オフ」で問題ありません
手順⑨:「配信先」を「すべての友だち」にする
※ 一斉配信を行う場合は、配信先を「すべての友だち」に選択します

テスト配信(必要に応じて)
「テスト配信」ボタンを押して、レイアウトを確認します

一斉送信する
手順⑩:「配信」ボタンを押して、配信します

🟢LINE公式アカウント「メッセージ配信」の特徴
LINE公式アカウントのメッセージ配信は、一斉送信だけでなく、多彩な配信形式や高度なセグメント機能を使い分けることが可能です。この章では、LINE公式アカウントの「メッセージ配信」機能の特徴を紹介します。
多彩なコンテンツ形式
LINE公式アカウントのメッセージでは、テキストに留まらず、豊富なフォーマットを活用できる点にあります。ユーザーにいかに「指を止めてもらうか」を徹底的に追求した、多彩なコンテンツ設計が可能です。
リッチメッセージ

画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス
カードタイプメッセージ

画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス
クーポン

画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス
リッチビデオメッセージ

画像引用元:LINEヤフーマーケティングキャンパス
高度な設定機能
LINE公式アカウントのメッセージ配信機能には、限られたコストの中で最大限の効果(成約や来店)を引き出すために、配信の精度を高めるためのインテリジェントな設定機能が数多く備わっています。
LINE VOOMとの同時投稿
メッセージ配信と同時に、LINE内のショート動画プラットフォーム「LINE VOOM」へも掲載できる機能です。「LINE VOOM」は友だち以外にも表示される可能性があるため、新規ユーザーへの認知拡大が期待できます。
【関連記事】LINE VOOM徹底活用ガイド | 基本・活用方法・注意点まで徹底解説
配信数の上限指定
無料メッセージ通数に合わせて、配信する人数を柔軟に制限できる機能です。登録者数が増えてくると、一斉送信は相応のコストがかかりますが、あらかじめ配信通数の上限を設定しておくことで、持続可能な運用を実現します。
A/Bテスト配信
2パターンのメッセージを作成して、一部のユーザーにテスト配信を行う機能です。開封率やクリック率が高い方のパターンをシステムが自動判別するため、データに基づいた最適解を導き出せます。
キャンペーン設定
配信したメッセージがどれだけ成果(コンバージョン)に繋がったかを可視化できる設定です。クリックした後のアクションを測定することで、「今回の配信で何件の成約があったか」という費用対効果を算出できます。
精度を高めるセグメント配信(絞り込み)
登録者全員に送る「一斉配信」に加え、特定のターゲットを狙い撃つ「セグメント配信」が可能です。ユーザーの属性や行動データに基づき、「必要な人に、必要な情報だけ」を届けることで、ブロック率を抑えながら高い反応率(クリック率)を実現します。
【関連記事】LINE公式アカウント「セグメント配信」のやり方・活用法・機能紹介
🔴一斉送信を行う際の注意点
一斉送信は非常に効果的な手段ですが、活用方法を誤ると逆効果になることもあります。ユーザーにとって価値ある情報を届けるために、以下のポイントを意識して運用しましょう。
送信頻度
LINEメッセージはユーザーのスマートフォンに直接届くため、送信頻度が高すぎると「通知疲れ」を引き起こす可能性があります。一般的には、週に1〜2回程度が適切とされており、必要に応じてイベント時や特別な情報がある場合に限定して配信するのが望ましいです。
テスト送信
本配信の前に、テスト送信は必ず行いましょう。誤字脱字やレイアウト崩れ、リンク切れなどを事前にチェックすることで、ブランドイメージの低下や誤解を防ぐことができます。
少人数のテストグループや自身のLINEで事前に送信内容を確認することで、配信ミスやネガティブな反応を防ぐことができます。可能であれば複数人の視点でチェックを行うと、より高品質なメッセージになります。
受信者からの返信や質問対応
一斉送信の良いところは、まとめて情報発信ができる点ですが、一度に多くの人へ連絡するからこそ、受信者からの返信対応がスムーズにできる体制を整えておくことが信頼関係の構築には欠かせません。
自動応答メッセージを設定しておくことで、よくある質問への一次対応が可能になります。また、有人対応との併用により、スムーズで丁寧なカスタマーサポートを実現できます。
【関連記事】LINE自動返信機能は2種類あり!作り方や活用例をプロ視点から解説
価値のある分かりやすいメッセージ
一斉送信で最も避けたいのは「ただの広告」として扱われてしまうことです。受信者にとって「開いて良かった」と思ってもらえるような、有益で具体的な情報を届けましょう。
プライバシーと法的規則の遵守
一斉送信を行う上で、個人情報保護や広告規制の観点から、関連する法令の遵守は絶対条件です。たとえば、ユーザーの同意を得ずに配信することや、配信停止の案内が不十分な場合は、特定電子メール法違反に該当する可能性があります。LINEの利用規約も含め、配信前に必ず確認しましょう。

💡一斉送信を効果的に活用するためのポイント
より多くの人に届き、反応を得られる一斉送信にするためには、いくつかの工夫や配慮が必要です。ここでは、その具体的なポイントを紹介します。
目的に応じた送信方法の選択
LINE一斉送信にはさまざまな手段がありますが、目的によって最適な方法は異なります。一方向の告知が目的であれば、LINE公式アカウントによる配信が適しています。
一方で、双方向のコミュニケーションや意見収集を行いたい場合は、LINEオープンチャットやグループLINEなども選択肢となります。
また、販促なのか、ブランドの関係性強化なのかといった目的によっても、メッセージの構成や配信方法を柔軟に使い分けることが大切です。
ユーザーニーズを考慮したメッセージの作成
メッセージの内容は、受信者にとって魅力的であることが大前提です。そのためには、受信者の属性や関心事を把握し、それに合わせたパーソナライズを行うことが効果的です。
たとえば、購買履歴に基づくおすすめ商品の紹介や、地域ごとのイベント案内など、相手にとって“自分ごと”として受け取られるメッセージは、開封率・反応率ともに高くなります。
加えて、視覚的な魅力も重要です。画像・絵文字・改行などを活用し、視認性の高いレイアウトを心がけましょう。
適切なタイミングでの配信
配信するタイミングによって、同じ内容でも成果は大きく変わります。たとえば、ECサイトのセール案内であれば、給料日直後や週末のタイミングに合わせた配信が効果的です。
また、A/Bテストを活用して、異なる時間帯・曜日で反応率を検証することも有効です。配信ログやクリック率などを継続的に分析することで、配信戦略の最適化が図れます。
さらに、季節やイベントごとにトピックを変えるなど、時期に応じた情報発信もエンゲージメントを高めるポイントです。
📚LINEの一斉送信を有効活用しよう
LINEの一斉送信機能をうまく活用することで、情報伝達のスピードと精度が向上し、顧客やユーザーとの関係構築に大いに役立ちます。
ポイントは「伝え方」と「配信の工夫」。受信者の立場に立った内容と頻度を意識すれば、開封率や反応率も自然と高まっていくでしょう。
これまでLINE一斉送信を使ったことがない方も、あるいは導入してみたものの使いこなしに悩んでいる方も、改めて今回紹介した手順や運用ポイントを踏まえ、LINE公式アカウントを最大限に活用してみてください。





