- 🟢 LINE公式アカウントの標準機能では、リッチメニューの出し分け・タブ切り替えはできない
- 🟢 リッチメニューの出し分け・タブ切り替えを実現する2つの方法
- Messaging APIで自社開発する場合
- LINEマーケティングツール(LINE拡張ツール)を使う場合
- 🟢 クウゼン(KUZEN)でリッチメニューの出し分け・タブ切り替えを実現
- リッチメニューの出し分けが設定できる
- リッチメニューのタブ切り替えが利用できる
- リッチメニューをより自由にデザインできる
- リッチメニューに多彩なアクションを設定できる
- 🟢 リッチメニューの出し分け・タブ切り替えの活用事例
- 【空港】北海道エアポート株式会社
- 【不動産】帝国不動産株式会社
- 【リフォーム】株式会社じげん
- 🟢「 リッチメニュー出し分け・タブ切り替え」設計のポイント
- 切り替えの条件は2~3個に絞る
- ユーザーの属性データを集める
- 効果測定・改善のサイクルを回す
- 🟢 よくある質問(FAQ)
- Q. リッチメニューの出し分けは標準機能でできますか?
- Q. リッチメニューの出し分けには開発は必要ですか?
- Q. リッチメニューの出し分けにかかる費用はいくらですか?
- 📚 まとめ
LINE公式アカウント運用において、リッチメニューの活用は欠かせません。そうした中で、「ユーザー一人ひとりに適切なリッチメニューを設定したい」「リッチメニューをもっと自由にデザインしたい」と感じる場面があるのではないでしょうか?
これらは、LINE拡張ツールを導入することで実現できます。本記事では、LINE公式アカウントの標準機能ではできないリッチメニューの「出し分け」と「タブの切り替え」を実現する具体的な方法や、業種別の活用事例、設計のポイントまで解説します。
🟢 LINE公式アカウントの標準機能では、リッチメニューの出し分け・タブ切り替えはできない
LINE公式アカウントの管理画面から設定できるリッチメニューには、いくつかの機能的な制限があります。まずは、具体的に何ができないのかを整理していきましょう。
項目 | 標準機能での制限内容 |
|---|---|
表示できるメニュー数 | 全ての友だちに共通のリッチメニュー1つのみ |
タブ形式での切り替え | 利用不可(1枚のメニュー内で完結する必要がある) |
デザインテンプレート | テンプレートは、大7種類/小5種類の中から選択 |
タップ時のアクション | 4種類「リンク」「クーポン」「ショップカード」「テキスト」のみ |
それぞれの制限について、詳しく見ていきます。
全ての友だちに共通した1個のリッチメニューしか設定できない
LINE公式アカウントの標準機能は、リッチメニューは1つしか設定できません。会員と非会員、新規顧客と既存顧客など、ユーザーの属性や種類に応じて、異なるリッチメニューを出し分けることはできません。
タブ式のリッチメニューは利用できない
標準機能では、リッチメニューにタブを設けることができません。そのため、多くのボタンを配置したい場合でもすべてを1枚のリッチメニュー内に収める必要があり、1つあたりのタップ領域が小さくなって視認性や操作性が低下しやすいという課題があります。
デザインは、大7種類/小5種類のテンプレートのみから選択する
リッチメニューのデザインは、大7種類・小5種類、合計12種類のテンプレートの中から選ぶ必要があります。ある程度の自由度はあるものの、テンプレートの枠組みを超えたレイアウトを組むことはできません。

アクションは、「リンク」「クーポン」「ショップカード」「テキスト」から選択
リッチメニューをタップした際のアクションは、「リンク」「クーポン」「ショップカード」「テキスト」の4種類からしか設定できません。たとえば、タップに応じてアンケートを送付する、チャットボットが起動するといった、より利便性の高いアクションを実現することはできません。

🟢 リッチメニューの出し分け・タブ切り替えを実現する2つの方法
リッチメニューの出し分けやタブ切り替えを実現するには、大きく分けて2つの方法があります。それぞれの特徴を理解したうえで、自社に合った方法を選ぶことが重要です。
Messaging APIで自社開発する場合
LINEが提供するMessaging APIを利用すれば、リッチメニューの出し分けや、タブ切り替えを自社で開発することができます。ただし、この方法にはエンジニアによる開発が必須です。そのため、社内に開発体制がない企業にとっては導入のハードルが高いといえます。
【関連記事】LINE APIとは?できることや種類・導入方法・活用事例をわかりやすく解説
LINEマーケティングツール(LINE拡張ツール)を使う場合
もう一つの方法は、LINE公式アカウントと連携する外部のLINEマーケティングツール(LINE拡張ツール)を活用することです。ツール側の管理画面上でタブ切り替えや表示の出し分けが設定できるため、自社でプログラミング開発を行うことなく、誰でも簡単に導入・運用できます。
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🟢 クウゼン(KUZEN)でリッチメニューの出し分け・タブ切り替えを実現
LINEマーケティングツール「クウゼン(KUZEN)」を導入することで、自社開発を行うことなく、管理画面上の設定だけでリッチメニューの出し分けやタブ切り替えを実現します。
リッチメニューの出し分けが設定できる
クウゼン(KUZEN)では、自社が保有するデータとLINEを連携し、LINE内外のデータを活用してユーザーを自動でセグメント分けできます。そのうえで、友だちの属性や行動データに応じて、表示するリッチメニューを自動で出し分けることが可能です。
出し分けの条件として設定できるのは、たとえば以下のようなものです。
会員登録済みか、未登録か
性別・年代などの属性情報
アンケートの回答内容
Webサイトの閲覧履歴
購入履歴や会員ランク
以下の画像のように、会員登録前の友だちには登録を促すメニューを、登録済みの友だちには会員限定メニューを表示するといった出し分けにより、一人ひとりに合った導線を用意できます。

リッチメニューのタブ切り替えが利用できる
クウゼン(KUZEN)ではタブ形式で複数のリッチメニューを切り替えて表示できます。友だちがタブをタップするだけで、メインメニューから別カテゴリのメニューへと表示を切り替えられる仕組みです。
限られたスペースの中でも掲載できる情報量が増え、LINE公式アカウントをホームページのように活用できるようになります。前述した「出し分け」と組み合わせれば、会員には会員用のタブ型メニュー、非会員には別のタブ型メニューを表示するといった、より高度な設計も可能です。

リッチメニューをより自由にデザインできる
標準機能では大7種類・小5種類のテンプレートから選ぶ必要がありましたが、クウゼン(KUZEN)ではタップ領域を自由に設定でき、ブランドイメージに合ったオリジナルデザインを作成できます。
各業界に精通したLINE運用のプロフェッショナルが伴走支援するため、もっとも効果の出やすいデザインやレイアウトをご提案。また、プロのデザイナーが要望に合わせたリッチメニューを作成します。
リッチメニューに多彩なアクションを設定できる
標準機能でタップ時に設定できるアクションは「リンク」「クーポン」「ショップカード」「テキスト」の4種類のみでしたが、クウゼン(KUZEN)ではこれよりも幅広いアクションを設定できます。
たとえば、リッチメニューのタップをきっかけに診断コンテンツを開始し、商品やサービスのレコメンドにつなげたり、AIによる自動応答につなげたりすることが可能です。
🟢 リッチメニューの出し分け・タブ切り替えの活用事例
クウゼン(KUZEN)では、業種・規模を問わず700社以上の導入・支援を行ってきた実績があります。ここでは、実際のリッチメニューの出し分けやタブ切り替え機能を活用した事例を3つご紹介します。
【空港】北海道エアポート株式会社
北海道内7つの空港を運営する北海道エアポート株式会社は、マーケティングデータの不足という課題を抱えており、「情報発信の強化」を目的にクウゼン(KUZEN)を導入しました。
まずは、リッチメニューからクーポンを配布する施策を実施。クーポンをきっかけに顧客が新しいお土産と出会えるほか、普段は立ち寄られにくい店舗への集客にもつながっており、顧客・テナントの双方にとってメリットになっていると報告されています。

また、リッチメニューには空港限定のお土産情報や人気スイーツの案内も掲載することによって、「帰りに空港で買おう」という旅行者の購買行動を後押ししています。
こうした施策の結果、月間100〜150名程度だった友だち追加数は、開始後に月間約3,000名まで大幅に増加。2025年度には、商業売上として過去最高を記録しました。
【詳細事例】新千歳空港が挑む、到着から出発まで旅行者と繋がり続ける新しいLINE活用
【不動産】帝国不動産株式会社
賃貸集合住宅の設計・施工・管理までを一貫して手掛ける帝国不動産株式会社は、情報発信をメルマガからLINEに切り替えたことで開封率は向上した一方で、顧客に合わせたパーソナライズ配信の実現が課題でした。
そこで、クウゼン(KUZEN)を導入。契約状況や物件情報をもとにリッチメニューを出し分けることで、LINEを入居者一人ひとりに最適化された専用マイページのように活用できる仕組みを構築しました。

契約状況や物件情報をもとに50種類以上のセグメントを作成し、たとえば契約直後には火災保険の手続き案内を、入居中にはゴミ出しルールを、更新期には更新手続きの案内を、その時々で最適な情報をリッチメニューから案内できるようにしています。
その結果、PV数は1月の約9,000件から3月には56,000件へと急増。リッチメニューからのアクセスは月間10万件を超え、優待サービスの利用率はクウゼン(KUZEN)導入前月と比較して約3.5倍に向上しました。
【詳細事例】LINEを「入居者様向け専用マイページ」として活用し、入居者体験を向上。優待サービス利用率が約3.5倍を実現したLiVLi CLUBのクウゼン(KUZEN)活用術
【リフォーム】株式会社じげん
リフォーム費用・価格・料金の無料一括見積もり比較サイト「リショップナビ」を運営する株式会社じげんは、新規顧客の獲得強化を目的にクウゼン(KUZEN)を導入しました。
お客様の検討フェーズに応じてリッチメニューを出し分けることで、見積もり依頼をしていないお客様への訴求を強化する一方、すでに見積もり依頼をしたことがあるお客様には同じ訴求を繰り返さないようにしました。

他社のLINE拡張ツールではリッチメニューの出し分けがオプション機能となっており、数万円の追加費用が発生したものの、クウゼン(KUZEN)では標準機能に含まれているため、追加費用をかけることなく実装できています。
そのほか、LINE内での見積もり依頼の完結や、詳細なデータ分析などの施策も実施。その結果、CVRが向上し、LINE経由の売上を約2倍に伸ばすことに成功しました。
【詳細事例】導入後、LINE経由の売上が約2倍に。電話やメールでの接点をLINEに集約
🟢「 リッチメニュー出し分け・タブ切り替え」設計のポイント
リッチメニューの出し分けやタブ切り替えは、機能を導入しただけで成果につながるわけではありません。ここでは、成果につなげるために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
切り替えの条件は2~3個に絞る
リッチメニューの出し分けの条件を最初から細かく設定しすぎると、1つのセグメントに属する友だちの数が少なくなり、クリックが集まらず、どの出し分けが効果的だったのかを判断しづらくなります。
じげん様の事例のように、「見積もり依頼済みか、未依頼か」といった2〜3択からスタートするのが現実的です。反応の差が見えてきた段階で、条件を少しずつ細かくしていくと、無理なく精度を高められます。
ユーザーの属性データを集める
リッチメニューの出し分けには、その前提となる属性データが必要です。アンケートや診断コンテンツを実施して集めましょう。回答するとクーポンや限定情報が届くようにしたりすると、回答率が上がりやすくなります。
また、帝国不動産様の事例のように、基幹システムや会員データベース、CRMと連携し、既存のデータを組み合わせるのも有効な方法です。同社では、こうした連携によって50種類以上のセグメントを作成しています。
効果測定・改善のサイクルを回す
リッチメニューの出し分けやタブ切り替えは、一度設定したら終わりではありません。「どのボタンが、誰に、いつ押されたか」というユーザーの行動ログを継続的に分析し、反応の低いメニューを見直していくことで、より良いリッチメニューを実現できます。
🟢 よくある質問(FAQ)
ここまで、リッチメニューの出し分け・タブ切り替えの仕組みや活用事例について解説してきました。最後に、導入を検討する際によく寄せられる質問にお答えします。
Q. リッチメニューの出し分けは標準機能でできますか?
できません。標準機能では、全ての友だちに共通の1種類のリッチメニューしか設定できず、タブ形式での切り替えにも対応していません。出し分けやタブ切り替えを行うには、LINEマーケティングツールとの連携か、Messaging APIを用いた自社開発が必要です。
Q. リッチメニューの出し分けには開発は必要ですか?
導入する方法によって異なります。LINEマーケティングツールを利用する場合、開発は不要です。一方で、Messaging APIを用いて自社開発する場合は、エンジニアによる実装が必須となります。
Q. リッチメニューの出し分けにかかる費用はいくらですか?
LINEマーケティングツールの料金体系はツールごとに異なります。また、ツールによってはリッチメニューの出し分けがオプション機能として扱われ、追加費用が発生する場合もあります。
📚 まとめ
LINE公式アカウントの標準機能では、リッチメニューの出し分けやタブ切り替えはできません。実現するには、Messaging APIでの自社開発か、LINEマーケティングツールの利用が主な選択肢です。条件をシンプルに保ち、属性データを集め、効果測定を継続することが成果につながります。





