- ✒️LINE公式アカウントとは
- LINEとの違いと基本の仕組み
- ✏️利用のメリット
- 🟢主要機能一覧
- メッセージ配信
- ステップ配信
- チャット
- 応答メッセージ
- リッチメニュー
- クーポン
- ショップカード
- LINE VOOM
- 音声・ビデオ通話連携
- 💸料金プラン
- 無料・ライト・スタンダードの違い
- プラン変更の可否
- ⚙️LINE公式アカウントの作り方
- 🔏認証アカウントと非認証アカウント
- 💡初期設定と運用のコツ
- 💎LINE公式アカウントの成功事例
- 1.人材業界における求職者フォロー体制の強化
- 2.教育スクールにおける問い合わせ対応の効率化
- 3.リフォーム業界における顧客コミュニケーション強化と売上拡大事例
- 💡LINE公式アカウントのコンバージョンを高める活用術
- CVポイントを明確にしたメッセージ配信
- 問い合わせフォームやチャットボットの連携
- 📚LINE公式アカウントを有効活用しよう
いまや多くの企業や店舗が取り入れているLINE公式アカウント。LINEという日本最大級のコミュニケーションアプリを活用することで、顧客とのつながりを強化し、販促やリピーター獲得につなげる動きが加速しています。
本記事では、LINE公式アカウントの基本概要から、主要な機能、導入方法までを分かりやすく解説します。これからLINE公式アカウントを活用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
✒️LINE公式アカウントとは
LINEとの違いと基本の仕組み
LINE公式アカウントは、企業や店舗がユーザーと1対複数、もしくは1対1でコミュニケーションを取るための、ビジネス向けのLINEアカウントです。
個人間のやり取りに適した通常のLINEアカウントとは異なり、情報発信・集客・販促に特化した多彩な機能が備わっています。
公式アカウント自体は無料で開設でき、LINEユーザーが「友だち登録」することで、企業から直接メッセージを受け取れる仕組みです。
さらに、広告配信、ステップ配信、クーポン発行といった機能を活用することで、顧客との接点を広げ、効果的なマーケティング活動を支援します。
✏️利用のメリット
LINE公式アカウントには次のようなメリットがあります:
圧倒的なユーザー数(LINE利用者は9,500万人以上)
プッシュ通知による即時配信
開封率が高く、情報の伝達力が強い
クーポンやショップカードなど販促機能が充実
これらにより、実店舗やEC、サービス業など、多くの業種でマーケティング効果を発揮しています。
🟢主要機能一覧
LINE公式アカウントには、多彩な機能が標準で備わっています。ユーザーへの情報発信だけでなく、会話型のコミュニケーションをスムーズに行える仕組みが整えられており、ビジネスの規模や業種を問わず効果を期待できます。
特に既存顧客のリピート率を高めるクーポンやショップカード、情報配信の効率を上げるステップ配信などは、顧客との関係を継続的に築きたい事業者にとって大きなメリットとなるでしょう。ここでは、代表的な機能を一つずつ紹介します。
メッセージ配信
メッセージ配信は、LINE公式アカウントを運用する上で核となる機能です。友だち登録をしているユーザーへ、テキストや画像、動画などを使って情報を発信できるため、新商品やセール情報を視覚的にわかりやすく伝えられます。

プッシュ通知としてユーザーのスマートフォンに届けられるので、開封率が高いことも大きな特長です。ただし、配信頻度が多すぎるとユーザーに敬遠される可能性があるため、月に数回程度のバランスを保ちながら運用することが望ましいです。
ステップ配信
ステップ配信は、あらかじめ設定したタイミングやシナリオに沿って、ユーザーに自動でメッセージを送る機能です。たとえば、友だち登録直後にウェルカムメッセージを送り、数日後にクーポン情報を配信し、さらに一定期間が経過したら追加のサービス案内をする、といった流れを組むことができます。
段階的なコミュニケーションによって新規ユーザーとの関係を深め、リピーターやファンになってもらいやすい基盤を作れるため、ECサイトや実店舗問わず多くの事業者が活用しています。

チャット
チャット機能はユーザーから送られたメッセージに対して、担当者が手動で返信する機能でいわゆる1対1のリアルタイム対応です。そのため、顧客や見込み客からの問い合わせに素早く対応できます。電話やメールに比べて、ユーザーが日常的に利用しているLINE上で気軽に質問できる点が魅力です。
注文や予約の受付、在庫確認などをスピーディーに行えるため、顧客満足度を高めながら機会損失を防ぐことにもつながります。履歴を確認しやすいので、以前のやり取りを踏まえた丁寧な対応がしやすいことも大きなメリットです。
応答メッセージ
応答メッセージ機能を活用すれば、ユーザーからの問い合わせに対して自動で返信することが可能です。あらかじめ設定したメッセージを送信するため、営業時間外の対応やよくある質問への即時回答をスムーズに行えます。
人手をかけずに基本的な情報提供ができるため、対応の手間を大幅に軽減しつつ、ユーザーにとっても待ち時間なく回答を得られるメリットがあります。チャット対応と組み合わせて運用することで、より効率的な顧客対応が実現できます。
リッチメニュー
リッチメニューとは、トーク画面の下部に大きなボタンを配置し、ユーザーがタップするだけで特定のページや機能へアクセスできるようにする仕組みです。写真やテキストを自由にカスタマイズできるため、自社のブランドカラーや世界観をメニューに反映しやすくなります。
オンラインショップへの誘導や問い合わせフォームへのアクセスなど、ユーザーが手軽に次のアクションを起こせる導線を分かりやすく提示できる点が、リッチメニューの大きな強みです。

クーポン
クーポン機能は、ユーザーに割引や特典を提供し、実店舗やECサイトへの来店・購入を促す際に非常に効果的です。紙のクーポンを発行する必要がなく、LINE上で受け取りから利用状況の管理まで完結できるため、コスト削減や業務効率化にも寄与します。
適切なタイミングでクーポンを配布し、購買意欲を刺激することでリピート率を高められるため、特にリピーターやファンの育成に力を入れたい事業者にとっては欠かせない機能です。

関連記事:LINE公式アカウントのクーポン機能とは?クーポン機能の特徴や活用方法を解説
ショップカード
ショップカードは、デジタル版のポイントカードとして機能するため、ユーザーがカードを紛失する心配がありません。来店や購入時にスタンプを貯めることで割引や特典を得られる仕組みを作れるので、顧客が「また利用したい」と思うきっかけになりやすいです。
紙のカードと異なり、スタンプやポイントの押し間違いも起こりにくく、管理が容易なため、店舗側のオペレーション負荷を減らす効果も期待できます。

関連記事:LINE公式アカウントのショップカードとは?作り方や活用のポイントも紹介!
LINE VOOM
LINE VOOMは、LINE上でショート動画や画像コンテンツをタイムライン形式で投稿できる機能です。フォローしているユーザーの画面に情報が流れるため、ブランドイメージや商品の魅力を動画ならではの臨場感でアピールできることが強みです。
拡散性の高さが期待できる一方で、更新が滞るとユーザーの興味を引き続けられなくなる可能性もあるため、定期的にコンテンツを投稿し続ける運用体制が必要です。

関連記事:LINE VOOM徹底活用ガイド | 基本・活用方法・注意点まで
音声・ビデオ通話連携
さらに、LINE公式アカウントでは音声通話やビデオ通話機能とも連携が可能です。チャットやメッセージのやり取りだけでは解決が難しい場合でも、ワンタップで通話に切り替えることで、より迅速で丁寧なサポートを提供できます。
オンライン接客や、商品の詳細説明、対面に近い形での相談対応など、高いコミュニケーション密度が求められる場面に最適です。ユーザーにとってもLINEアプリ内で完結するため、手間なくスムーズに相談できる利便性があります。
💸料金プラン
無料・ライト・スタンダードの違い
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。
フリープラン(無料):月200通まで配信可能
ライトプラン(月5,000円):月5,000通まで配信可能
スタンダードプラン(月15,000円~):月30,000通+従量課金制。通数単価が低く、大規模配信向き
配信通数や目的に応じて最適なプランを選べます。
プラン変更の可否
料金プランはアップグレードであれば月の途中でも変更可能です。キャンペーンや季節ごとのプロモーションに応じて、柔軟に切り替えることができます。ただし、プランをダウングレードする場合は翌月からの適用になるので注意が必要です。
LINE公式アカウントの料金プランについては下記記事で詳細にご紹介しています。
関連記事:LINE公式アカウント料金プランや費用対効果の最大化方法を徹底解説!
⚙️LINE公式アカウントの作り方
LINE公式アカウントを作成する際は、まずLINE Official Account Manager(管理画面)にアクセスし、新規アカウントの作成手続きを行います。企業や店舗の情報を入力し、プロフィール画像や説明文などを登録したら、メッセージ配信やリッチメニューの設定を行い、運用開始に向けて準備を整えましょう。

LINE公式アカウントの作り方は下記記事で解説しているため、合わせてご覧ください。
【関連記事】LINE公式アカウントの作り方は?作成方法や初期設定、料金を解説!
🔏認証アカウントと非認証アカウント
LINE公式アカウントには「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の2種類があります。
認証済アカウント:LINEの審査を通過し、公的に認められたアカウント。検索結果に表示されやすく、信頼性が高まります。
未認証アカウント:審査なしで開設でき、基本的な機能は同じですが、LINEアプリ内での検索表示など一部制限があります。
認証済アカウントの作成方法や審査基準は下記記事で解説しているため、合わせてご覧ください。
LINE公式アカウント審査に落ちた?原因と再申請で認証される方法を解説
LINE公式アカウントの審査とは?認証済アカウントの申請手順・審査基準を徹底解説
💡初期設定と運用のコツ
プロフィール・あいさつメッセージ・リッチメニュー
まずは、アカウントの基本情報を整えましょう。プロフィール画像や自己紹介文をきちんと設定することで、ユーザーに安心感を与えられます。
あいさつメッセージは、友だち追加後すぐに自動送信されるため、第一印象を左右する大切なポイントです。企業や店舗の魅力がしっかり伝わるように工夫しましょう。
さらに、リッチメニューを活用して、クーポン配布や予約ページへのリンクなど、ユーザーが使いやすい導線を作ることも重要です。
初回配信とブロック率に注意
最初のメッセージ配信では、ユーザーにとって役立つ情報や特典を届けることを心がけましょう。いきなり宣伝ばかりだと、ブロックされるリスクが高まります。
また、配信頻度にも注意が必要です。多すぎると煩わしく感じられ、逆効果になることも。配信後は開封率や反応率をチェックしながら、効果測定(PDCA)を回して改善していくことが、継続的な成果につながります。
💎LINE公式アカウントの成功事例
実際の企業がどのようにLINE公式アカウントを活用して成功を収めているのかを知ると、自社の導入イメージも具体化しやすくなります。
業種やビジネス規模の異なる事例として、株式会社クウゼンの支援事例を紹介します。クウゼンは対話デザインプラットフォームを提供しており、多様な業種においてLINE公式アカウント運用の支援実績があります。
1.人材業界における求職者フォロー体制の強化
人材派遣事業を展開している株式会社ワールドインテックでは、若年層を中心とした求職者の採用単価高騰に対応するため、LINE公式アカウントを導入しました。社内リソース不足により十分な運用が困難だったことから、運用ノウハウや柔軟な施策展開、伴走サポート体制を提供するクウゼンを選定しました。
クウゼン導入後は、サービスページ離脱者へのアプローチ(離脱ポップアップ機能)、アンケート機能を活用したパーソナライズ求人紹介、定期的コンテンツ配信(DayXフロー機能)、リッチメニューによる求人情報提供など、求職者の検討状況に応じた多様な施策を展開しています。
結果として、友だち登録率は140%以上、面談予約件数は190%以上増加し、顧客体験の向上につながっています。

2.教育スクールにおける問い合わせ対応の効率化
全国で約200校を展開する教育企業である株式会社イーオンでは、電話対応の負担とコミュニケーションの非効率を課題としていました。そこでクウゼンを導入し、顧客管理システムと連携することで、レッスン予約確認やキャンセル、日程変更などをLINE上で一元化しました。
それにより、月5,000件の問い合わせ対応を効率化し、受講生の利便性向上と教師側の負担軽減を実現しました。一つのLINE公式アカウントで受講生全体のフォロー体制を整え、新規獲得施策にも活用しています。

3.リフォーム業界における顧客コミュニケーション強化と売上拡大事例
リフォーム費用・価格・料金の無料一括見積もり比較サイト「リショップナビ」を運営している株式会社じげんでは、見積もり依頼からヒアリング、リフォーム会社とのマッチングまでのプロセスをよりスムーズに、高いコンバージョン率(CVR)で実現するため、LINE公式アカウントの本格運用に踏み切りました。
従来のLINE拡張ツールでは、アプローチ対象が限定的だったことに加え、UIやシステム連携に課題があり、施策の幅にも限界がある状態でした。
そこで、リアルタイム連携や柔軟な機能活用が可能で、伴走型のサポート体制を備えるクウゼンを2024年に導入。追加開発不要で顧客システムとLINEを連携できることが決め手となりました。
導入後は、以下のような多様な施策をLINE上で展開しています。
LINE内で見積もり依頼を完結
Webサイト遷移による離脱を防ぎ、見積もり完了率が大幅に向上。登録フォームの離脱データを分析・改善
郵便番号入力での離脱率が高いことを可視化し、画像付きガイドを導入。入力完了率が改善。リッチメニューのセグメント出し分け
ユーザーの検討フェーズに応じたコンテンツ訴求を実現し、重複申し込みを抑制。友だち全体へのアプローチ拡充
見積もり未依頼ユーザーにも施策を展開できるようになり、新規見積もり数が増加。
これらの取り組みにより、LINE経由の売上は導入前の約2倍に回復・安定化。また、ユーザー体験の質も向上し、LINEを起点としたスムーズなリフォーム相談導線が確立されました。

このように、業種や規模を問わずLINE公式アカウントの活用がビジネス成長に貢献する可能性があることがわかります。自社の目的や課題に合わせた運用によって、より効果的な顧客コミュニケーションへとつなげることが可能です。
💡LINE公式アカウントのコンバージョンを高める活用術
導入しただけでは成果につながらない場合もあるLINE公式アカウントですが、目的を明確にし、ユーザーが求める情報を的確に提供することで、大きなコンバージョンアップが見込めます。どのような施策が効果を高めるのか、ここであらためて具体的に見ていきましょう。
CVポイントを明確にしたメッセージ配信
LINE公式アカウントを活用してコンバージョンを高めるために重要なのは、「配信の目的をはっきりさせる」ことです。単に新製品の案内やクーポン発行を知らせるだけではなく、「どう行動してもらいたいのか」を明示しなければ、ユーザーの購買意欲を引き出しにくくなります。
例えば「セール期間は明日まで。いまならLINE限定の追加割引が適用されます」というように、行動を起こす締め切りや特典をはっきり示すと、ユーザーは具体的なメリットを感じやすくなります。
問い合わせフォームやチャットボットの連携
多くのユーザーは情報を受け取った瞬間に行動を起こすことが多いため、メッセージやリッチメニューから問い合わせフォームやチャットボットにスムーズに移行できる導線を作ることが重要です。特に、予約や購入、資料請求など、ユーザーが具体的に“申し込み”を検討するときは、面倒なステップが少ないほど離脱率が下がります。
チャットボットを設定しておけば、よくある質問や申し込み手順を自動で案内できるため、営業時間外でも問い合わせに対応できます。

📚LINE公式アカウントを有効活用しよう
LINE公式アカウントは、無料で始められる手軽さと、豊富な機能によって幅広いビジネスシーンで活用されています。メッセージ配信やチャット、クーポン機能などを組み合わせて運用することで、新規顧客の獲得からリピーターの育成までを効果的に行うことが可能です。
運用を成功させるには、自社の目的に合った機能を選び、定期的な分析と改善を行うことが重要です。まずは無料プランからスタートし、実際の運用を通じてLINE公式アカウントの効果を実感してみてはいかがでしょうか。
さらに、LINE運用をより効率的に進めたい場合には、AIチャットボットの導入もおすすめです。たとえば、株式会社クウゼンが提供する「KUZEN」は、LINE公式アカウントとの連携を通じて自動応答やステップ配信の最適化を支援してくれる高機能なソリューションです。LINE運用における人的コストや対応品質に課題を感じている方は、ぜひ一度KUZENのサービスをご覧ください。





